1. ブロッコリーにつく害虫の種類と理由

ブロッコリーには、「カラシ油配糖体(グルコシノレート)」という成分を含んでおり、この香りにつられて害虫がやってくることが多いようだ。ブロッコリーに付くことが多い害虫の種類は、アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシなどだ。
2. ブロッコリーの基本的な洗い方害虫の取り除き方

ブロッコリーの基本的な洗い方は、ボウルに水を張る。花蕾部分を下にして水に浸け、10~20分程放置したら茎部分を持って水の中でよく振る。キッチンペーパーで拭いたら完了だ。水洗いをすることにより、ブロッコリーについた害虫を取り除くこともできる。ほかにもポリ袋を使って洗う方法や重曹や酢、野菜用洗剤などを使って洗う方法もある。水洗いで取り除けなければ手やピンセットで害虫を取り除こう。
3. ブロッコリーについた害虫は食べても大丈夫?

農業・食品産業技術総合研究機構のサイトによると、食品などに混入する虫は毒性成分を含んでいない。雑菌や寄生虫がいることも否定はできないが、ブロッコリーは加熱調理することが多いため、これらのリスクも低いと考えられる。また、家庭菜園で育てるブロッコリーの害虫に関しては、殺虫剤や防虫ネットを使って防ぐことをおすすめする。
結論
炒め物やスープ、サラダなど食卓への登場シーンが多いブロッコリー。そんなブロッコリーには、稀にアオムシやコナガなどの害虫が付いている可能性がある。無農薬の家庭菜園で育てた場合は注意しよう。気になる場合はしっかり水洗いをして害虫を取り除くようにしよう。