1. デニムを洗濯機で洗う際のポイントと注意すべき点

デニムの色落ちや生地の劣化を防ぐには手洗が基本だが、時間と手間を考えると洗濯機を利用したいところだ。そこで、洗濯機を使って上手にデニムを洗うポイントと注意すべきことをおさえていこう。デニムの色移りや生地のダメージを防ぐためにほかのものとは洗わず、必ず手洗いコースや弱水流などでデニムだけを洗うこと。デニムのボタンやファスナーをしっかり閉じたうえで、裏返しにして畳んででから洗濯ネットに入れてから洗濯するのがおすすめだ。洗濯による必要以上のダメージを防いでくれる。
2. デニムのしわ・縮み防止策とポイント

事前対策をしておくと洗濯した際、デニムのしわや縮みを防ぐことが可能だ。柔軟剤を使い脱水時間を1分程にするだけでも、柔軟剤がデニム生地をやわらかくし、洗濯じわをつきにくくするのに役立つ。脱水後は早めに取り出し、ウエスト部分を両手で持ち何度か大きく振るだけで、さらにしわがつきにくくなる。あとはピンチハンガーを使い筒状に干しておくと、しわやヨレができにくく通気性もよくなるため早く乾く。デニムを風通しのよい場所で陰干しすると日焼け防止策になる。
3. 洗濯じわがついたデニムにはアイロンがけでしわを伸ばそう

洗濯時に油断し、デニムに洗濯じわがついてしまった時は、アイロンがけがおすすめ。アイロン本体を直接デニムにあてると生地本来の色合いなどが損なわれかねないので、数センチ離してスチームを噴霧させるのが効果的だ。ズボン用ハンガーに吊るし、片足ずつ内側から外側の順にスチームアイロンをかけよう。その際、デニムの裾を手で軽く引っ張りながら全体がピンとはった状態でおこなうと簡単にしわを伸ばすことが期待できる。
結論
ちょっとした工夫とコツさえおさえれば洗濯機で色落ちやしわの心配がなくデニムを洗うことが可能だ。手洗いから洗濯機でデニムを洗うことに抵抗なく、気持ちよく洗濯できるのではないだろうか。デニムの正しい洗い方と注意すべき点に気を付けながら上手に活用してほしい。