1. 大根を長持ちさせる保存方法とは?

大根は冷蔵で1~2週間程度、冷凍なら約1ヶ月保存できる。
保存のポイントを解説しよう。
葉つきの大根を保存する場合
まずは葉と根を切り分ける。
根の部分は新聞紙で包んで保存するのがよい。
葉は断面にキッチンペーパーを被せ、ポリ袋などに入れよう。
カット大根を保存する場合
切り分けられた大根は、ラップやキッチンペーパーでしっかりと包み、ポリ袋や保存袋に入れるのがよい。
その他のポイント
長持ちさせるためにも、キッチンペーパーが湿ったら新しい物と取り替えよう。
カビは水分や湿度を好む。
低温で乾燥している状態で保存するのが理想である。
2. 大根が腐っているかどうかの見分け方

腐ってしまった大根はどんな変化があるのかご存知だろうか。
見分け方を解説しよう。
腐った大根は柔らかくなる。
新鮮な大根はツヤとハリがあるのに対し、腐った大根は柔らかくてシワがある。
指で押せるくらい柔らかいなら注意しよう。
また、異臭も発生する。
カビが生えている。
大根の表面にカビが生えるケースもある。
黒い点や白い綿のような物があったら注意しよう。
断面にも発生するため、保存した大根は食べる前にカビを確認した方がよい。
3. 大根は腐っていなくても変色する!

大根にはカビや腐るのとは別の変色現象がある。
害はないとされているが、心配な方は食べない方がよいだろう。(※1)
では見分け方を解説する。
断面が青くなるダイコン青変症
大根の断面が青く変色するのがダイコン青変症だ。
健康面での害はないとされているが、苦くて見た目も悪い。(※1)
あまり料理で使わない方がよいだろう。
ダイコンバーティシリウム黒点病
断面に輪状の黒点ができるのがダイコンバーティシリウム黒点病だ。
菌による土壌病害である。
食べられるが、見た目がよくないため人に振る舞うのは控えたい。(※2、3)
結論
大根は葉と根を切り分け、キッチンペーパーで包んで冷凍・冷蔵保存するのがよい。
冷凍であれば約1ヶ月保存できる。
また、腐ったりカビが生えたりした大根には注意したい。
保存後は表面だけではなく、内面も確認するようにしよう。
参考文献