1. テレビのサイズ「V型」と「型」の違いとは?

まず「インチ」と「型」は同じ意味であり、テレビのフレームを含んだ対角線の長さを表している。
ちなみに、1インチは2.54cmであり、32インチのテレビならフレームを含んだ対角線の長さは約81cmだ。
そして、「V型」はヴィジュアルサイズといい、テレビのフレームを含まない液晶画面のみの対角線の長さを指す。
2. 結局「V型」と「型」はどっちがお得なのか

「V型」はテレビのフレームを含まない液晶画面のみの対角線の長さ、「型」はテレビのフレームを含んだ対角線の長さである。
そのため、「32型」と「32V型」を比較するのであれば、「32V型」のほうが液晶が大きくお得だろう。
しかし、現代では従来のブラウン管が使われなくなり、市場に出ているのはほとんどが液晶テレビとなっている。
液晶テレビが主流となった今、「V型」・「型」・「インチ」はどれも同じ意味として通用するようだ。
3. 部屋に合ったテレビのサイズ

最後にテレビを買い替える際に知ってほしい、部屋の広さに合ったテレビのサイズを紹介する。
まず、部屋の広さ別の最適なテレビサイズは、6畳までなら24~32V型・8~10畳は32~40V型・10~12畳で40~49V型だ。
また、サイズはテレビを見る位置からの視聴距離で選ぶ方法もある。
一般的なフルHDテレビであれば、視聴距離の基準は液晶の高さの約3倍のため、24V型なら1.1mで32V型なら1.4mとなる。
そのため、サイズに迷った場合は部屋の中で適正な視聴距離を保てるサイズを選ぶとよいだろう。
結論
テレビのサイズ表記、「V型」はテレビのフレームを含まない液晶画面のみの対角線の長さ、「型」はテレビのフレームを含んだ対角線の長さである。しかし、液晶テレビが主流となった近年では、「V型」と「型」は同じ意味として通用しているようだ。