1. 白米を研ぐ時にはボウルとザルを使おう

白米はボウルとザルを使って研ぐのがよい。
ボウルや内釜だけでも洗米できるが、汚れた水が切れないためヌカやゴミを再び米に吸収させてしまう。
一度米をくぐらせ、白くなった水はなるべく使わないようにしたい。
正しい米研ぎのやり方
- ボウルに水を張り、ザルに米を入れる
- ザルとボウルを合わせる
- 指を立て、優しくリズミカルにかき回す
- キレイな水に入れ替え、同じ手順を3回ほど繰り返す
- ザルを上げて水切りをする
2. 白米の旨味を引き出すコツとは

炊き方によって白米の味わいは大きく変わる。
使う水やシャリ切りといったコツを解説していく。
軟水のミネラルウォーターやカルキ抜きした水道水を使う
お米を水道水で炊いてしまうと、カルキ臭や鉄サビ臭がする場合がある。
高い水質基準をクリアしているため安心して飲めるが、おいしさを追求するには不向きといえるだろう。
よって炊く時は軟水のミネラルウォーターやカルキ抜きした水道水を使おう。
カルキ抜きは水道水を沸騰させるか、半日ほど汲み置きする方法がある。
また、白米を水につけたら、30分放置してから炊くのがおすすめだ。
芯からふっくら炊きあがるようになる。
シャリ切りをする
シャリ切りとは炊けた白米をほぐすことだ。
行うことで余分な蒸気が飛び、ご飯がベチャベチャになるのを防げる。
しゃもじを使って底から返していき、最後は釜の中心にご飯を寄せておこう。
3. 白米の旨味を引き出すアレンジ術

白米を炊く時に旨味を引き出せる調味料がある。
味や風味の変化が楽しめるので、試してみよう。
氷
氷を入れると温度の上昇がゆるやかになり、じっくりと炊きあがって甘さが引き立つ。
しかし溶けると水量が増えてしまうため、測って入れないとベチャベチャになる。
みりん
みりんを入れると、ふっくらした新米のような仕上がりになる。
分量は1合に対して大さじ半分と覚えておこう。
炭酸水
炭酸水を使ってお米を炊くと、熱が伝わりやすくなってふっくら炊きあがる。
軟水のミネラルウォーターでもあるため、カルキ臭対策としても有効だ。
結論
白米は研ぎ方や炊き方によって味や食感が変わる。
中でもボウルとザルを使った研ぎ方やシャリ切りは、旨味を引き出す上で重要なポイントだ。
旨味のある白米を食べるためにも、紹介したコツやアレンジ術を実践してみてほしい。