1. 充電が減る原因は?

スマホのバッテリーにはリチウムイオン電池が使われている。(※1)
リチウムイオン電池は合計100%の充電を300~500回繰り返すと寿命になると言われており、毎日50%使って充電する場合は年数にすると約1年半から3年程度だ。
2年以上使っているスマホの場合、充電の減りが早い原因はバッテリーの劣化が考えられる。
そうでない場合はOSのバージョンが古かったり、起動していないときにもアプリが動いていたり、位置情報サービスが常にオンになっているなど、さまざまな理由が考えられる。
スマホの種類別に対処法を紹介していこう。
2. iPhoneの場合(※2)

iPhoneを使用しているなら、iOSが最新のバージョンか確認しよう。
設定アプリから一般、ソフトウェアアップデートと進んでいくと最新かどうか確認できる。
位置情報サービスはアプリ使用中のみオンに設定するといい。
アプリを使用していない時にも位置情報を取得してバッテリーを使っている可能性がある。
また、設定からバッテリーの項目を選択すると、どのアプリでどれくらいバッテリーを使用したか確認することができるので参考にしてほしい。
3. Androidの場合(※3)

Androidを使用している場合はシステムやアプリのアップデートをしてみよう。
最新版にすることでバッテリーの減りが早い問題を解決できるかもしれない。
また、複数のアプリを同時に起動しているとバッテリーを消費してしまうことがあるようだ。
使っていないアプリはこまめに閉じるといいだろう。
インターネット接続や位置情報の使用を控えるとバッテリー消費を防げるかもしれない。
結論
充電の減りが早いのは、バッテリーの劣化の可能性もあるが、正しく対処することで改善できるかもしれない。
iPhoneでもAndroidでも、機種のOSやシステムを最新の状態にアップデートしておこう。
位置情報サービスはアプリを使用しているときのみに設定するか、切っておくとバッテリーの消費を抑えることができるだろう。
参考文献