1. リチウムイオン電池の寿命の目安とは?

リチウムイオン電池は1年半~2年程度で寿命を迎えるのが一般的だが、使用頻度や充電回数によって大きく変動する。電池の減りがあまりに早い場合は、使い方に問題があるかもしれない。満充電あるいはバッテリー切れの状態で放置していると、劣化が進行しやすいので気を付けよう。リチウムイオン電池は熱に弱いため、高温下での使用や充電もNGである。
2. リチウムイオン電池を長持ちさせるコツ

充電は、電池の残量が10%を下回ったタイミングで行なうとよい。0%まで使い切ってから充電すべきだという情報もあるようだが、それでは最良のパフォーマンスを発揮するのが困難である。過充電や過放電を避け、残量が20~80%の状態をキープしよう。
また充電器は、純正品を使用することも大切なポイントである。質の悪い社外品を使っていると、リチウムイオン電池に悪影響を及ぼす可能性があるので気を付けてほしい。
3. 寿命が近付いた時の対処法

リチウムイオン電池の減りが早くなったからといって、必要以上に充電器へつなぐことはNGだ。また使用している充電器が、純正品であるかどうかもあわせてチェックしよう。充電中に使い続けたり、高温下に長時間放置したりすることも避けていただきたい。これらのポイントに気を付ければ、寿命が近いリチウムイオン電池も長持ちさせられるはずだ。
結論
リチウムイオン電池には寿命があるが、使い方次第で長持ちさせることが可能だ。これを機に、使用している充電器のメーカーや日頃の使い方を見直してはいかがだろうか。長年使用している場合は、買い替えもぜひ検討してほしい。