1. ブライン液とは

ブラインとは元々は高濃度の海水のことだ。料理では、長期保存に使う塩水のことを表す。ブライン液の塩分濃度は5%ほどである。最近のブライン液は塩だけではなく、砂糖も加えられている。ブライン液にはさまざまなメリットがあるが、いくつかのデメリットもある。
2. ブライン液のデメリット

ブライン液に漬けておくと鶏肉がジューシーになるが、塩だけのブライン液だと肉がしょっぱくなってしまう恐れがある。塩辛さを和らげるためには砂糖を入れる必要があるのだが、砂糖を加えたブライン液は焦げやすくなるデメリットがある。
ブライン液の効果を十分に発揮させるためには、最低でも2時間以上は漬け込まなければならない。ただし漬けすぎると塩辛くなってしまうため加減が難しいのだ。
3. ブライン液の作り方

ブライン液を作る上で大切なのは、塩と砂糖の濃度である。どちらも5%になるように入れないと塩辛くなってしまったり、焦げやすくなってしまったりする。たとえば水200mlに対しては塩と砂糖は10gずつ入れるのが基本となる。
結論
ブライン液と聞くと何か特別な液体のように思えるかもしれないが、水と塩が主成分なので手軽に作ることができる。これに砂糖も加えることで、肉のおいしさがレベルアップするため、ぜひ試してほしい。ただし、漬け込みすぎるとしょっぱくなってしまうため、漬け込み時間には気をつけよう。