1. マイクロファイバークロスとは

マイクロファイバークロスの意味は、「1000分の1ミリの繊維で作られた布」である。一般的には、8マイクロナノメートル以下の超極細の合成繊維、もしくは化学繊維で作られた布のことを指す。マイクロファイバークロスが吸水性や速乾性にすぐれている理由は、繊維には無数に穴があいているからだ。また、細い繊維がホコリなどを絡め取るため、拭き掃除にも向いている。
2. マイクロファイバークロスを使う際の注意点

マイクロファイバークロスは、キッチン掃除やお風呂掃除などさまざまな用途に使用できる点が魅力だ。しかし、一口にマイクロファイバークロスといっても商品ごとに特徴が異なる。使用前に使えるもの、使えないものを確認しておこう。基本的にナイロンやポリエステルよりも柔らかいものは、傷つくおそれがあるため使用は避けてほしい。たとえば、漆や金箔などを使った食器などには使用しないほうがよいだろう。
また、火のそばで使ったり乾燥機にかけたりするのも避けよう。
3. マイクロファイバークロスのお手入れに関する注意点

マイクロファイバークロスには汚れが溜まりやすいため、定期的なお手入れが必要だ。流水のみで洗うか、中性洗剤を1~2滴垂らして手洗いをしよう。洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れてから中性洗剤で洗濯をしよう。マイクロファイバークロスは乾燥機にかけるのはNGなため、風通しのよい場所で陰干ししよう。においが気になる場合は、40度ほどのぬるま湯に酸素系漂白剤を適量溶かし、1時間ほど浸け置きをするとよい。
漂白後は、洗濯ネットに入れてから中性洗剤で洗濯をすれば完了だ。
漂白後は、洗濯ネットに入れてから中性洗剤で洗濯をすれば完了だ。
結論
マイクロファイバークロスはさまざまな用途に使用できるが、一部使用できないものがあるため注意しよう。火のそばで使ったり乾燥機にかけたりするのもNGだ。マイクロファイバークロスには汚れやにおいがたまりやすいため、定期的なお手入れも忘れずに行おう。