1. 控除

専門家のぐっぴー氏によると、個人でできる主な控除は「医療費控除」と「保険料控除」の2つです。医療費控除は1月1日~12月31日の1年間で、10万円以上の医療費を支払った場合に利用できます。確定申告を行なえば、超えた金額分を所得控除できるという仕組みです。また生命保険や医療保険、地震保険などに加入していれば保険料控除が利用できます。保険料控除を受けるには年末調整や確定申告が必要ですので、忘れず実施しましょう。
2. ふるさと納税

お得な制度の一つとして、ぐっぴー氏は「ふるさと納税」もおすすめしています。ふるさと納税とは自分が住んでいる自治体ではなく、任意の自治体に寄付ができるという制度です。当年の所得税と翌年の住民税が控除の対象となります。「低負担で返礼品が受け取れる」と考えれば、家計の大きな助けになるのではないでしょうか?
3. その他

さらに、ぐっぴー氏は「iDeCoやつみたてNISAもおすすめ」だと話しています。いずれも節税をしながら資産形成や運用ができるという投資制度で、iDeCoについては掛金が全額所得控除になります。当年分の所得税と、翌年分の住民税が軽減されるでしょう。またつみたてNISAは、利益に対して本来課税されるはずの税金(約20%)がかかりません。興味がある方は、リスクやリターンについてよく理解したうえで始めましょう。
結論
今回は専門家からの意見をもとに、おすすめの節税術を紹介しました。慣れると簡単に手続きできるものばかりですので、ぜひ1つずつチャレンジしてください。これを機に、節税に励んで家計の負担軽減を図りましょう。