1. 点けっぱなしは節電になる?

専門家のぐっぴー氏によると、エアコンを点けっぱなしにすることで電気代を抑えられます。ただし、メーカーや設定にもよるため注意が必要です。ダイキンが行った実験によると、1日にかかった電気代は「点けっぱなし」が153.9円、「こまめに入り切り」が118.8円という結果となりました。
2. 安くなる理由

点けっぱなしのほうが電気代が安くなる理由について、再び専門家のぐっぴー氏に質問しました。理由は、エアコンは起動時に1番パワーを使うからです。こまめにつけたり消したりすると、その分多くの電力を消費してしまいます。また、エアコンは設定温度になるまでに多くの電力を消費するため、室温と設定温度の差が激しいほど電力を消費します。つまり冷房を使用するなら暑い日ほど、暖房を使うなら寒い日ほど、点けっぱなしにしておいたほうがお得です。
3. 点けっぱなしの注意点

エアコンを点けっぱなしにする際には注意点があります。ぐっぴー氏によると、エアコンの起動中は「お掃除機能」が作動しないモデルもあるそうです。よって、長時間点けっぱなしでいると、内部に汚れが溜まり、故障や悪臭の原因にもなりかねません。
結論
エアコンをこまめに消すよりも、点けっぱなしにしたほうが電気代が安く済むケースが多いことが分かりました。ただし、メーカーや設定などによってはこまめに消したほうがお得な場合もあります。また、故障や悪臭を防ぐために、時々電源を切ったほうがよいでしょう。