1. 特別な材料は使いません

今回使う材料は以下の通りです。
【材料・2人前】
【材料・2人前】
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<食材>
- 合いびき肉 300g
- 玉ねぎ 1/2個
- 溶き卵 1/2個
- 乾燥パン粉 20g(大さじ6)
- 牛乳 大さじ2
- 食用油 適宜
- 水 大さじ3
- 塩 小さじ1/3
- ウスターソース 大さじ1
- ウスターソース 大さじ3
- ケチャップ 大さじ2
- 日本酒 大さじ2
- バター 10g
<調味料>
<ソース用の調味料>
ハンバーグを作る材料としては、どれも一般的なものばかりです。もしあれば、ナツメグパウダーやこしょうなども用意しましょう。
2. 作り方
玉ねぎをレンジで加熱

玉ねぎは細かいみじん切りにします。みじん切りの粒が大きいとハンバーグを成形したときに表面にヒビが入りやすく、そこから肉汁が流れ出てしまうそうです。みじん切りが苦手な場合は、まず薄切りにして少しずつ端から切ると細かいみじん切りになりますよ。みじん切りが終わったら耐熱容器に入れ、食用油を大さじ1混ぜてラップをかけ、600Wレンジで2分加熱します。加熱が終わったら、水気を飛ばすためにラップを外してもう1分加熱しましょう。
玉ねぎを少しだけ分けておく

加熱が終わった玉ねぎは、大さじ1ほど分けておきましょう。分けた玉ねぎはソースに使います。
牛乳・パン粉を混ぜて冷やし、最後に卵を加える

アツアツの玉ねぎに牛乳とパン粉を加え、なじむまで混ぜます。焼く前のひき肉に余分な熱が加わると、仕上がりの味が落ちてしまうのだとか。したがって、牛乳とパン粉を加えたあとはしっかりと冷ますのがポイントです。粗熱が取れたら溶き卵を加えて、よく混ぜ合わせます。
肉に下味をつける

肉はギリギリまで冷蔵庫で冷やし、使う直前に塩とウスターソースを加えて混ぜます。もしナツメグパウダーやこしょうを入れたいときは、このタイミングで加えてくださいね。全体を手で揉みこんで、味をなじませましょう。
材料を混ぜ合わせる

玉ねぎ・パン粉・牛乳・卵を混ぜたものとひき肉を合わせます。手の熱が伝わらないようにすばやく練り混ぜてください。均等に混ざって粘りが出てきたらタネの完成!
手に油をつけて成形する

サラダ油を両手全体につけて、ハンバーグを成形します。タネを半量ずつ取り、空気を抜くようにしながら小判型に整えましょう。
フライパンの上に直接置く

成形したハンバーグはフライパンに直接並べます。ハンバーグの表面に油がついているので、フライパンに油を引く必要はありません。火をつけてから成形するとどうしても慌ててしまうので、火をつけない状態で並べるのがおいしく焼くポイント。表面にヒビがないことを確認しながら、厚み2cm程度に整えます。真ん中を凹ませると焼きムラの原因になるので、表面はフラットにしましょう。
ハンバーグの両面に焼き目をつける

強めの中火で2分ほど加熱し、こんがりと焼き目をつけます。ときどきハンバーグの位置をずらすと、ムラのない焼き目がつくそうです。フライパンの側面を使いながらひっくり返し、裏面も1分ほど焼きます。
水を入れて蒸し焼きにする

大さじ3の水を注ぎ、フタをして蒸し焼きにします。こうすることで、ふっくらとジューシーなハンバーグに仕上がるのだそうです。弱火で蒸し焼きにし、5分経ったら火を止めます。フタをしたまま1分待ちましょう。
ハンバーグを盛ってラップをかける

焼けたらハンバーグを皿に盛ります。冷めないようラップをかけましょう。
ハンバーグのソースを作る

ハンバーグの肉汁が残ったフライパンでソースを作ります。ウスターソース、ケチャップ、酒、バター、残しておいた玉ねぎのみじん切りをフライパンに入れてひと煮立ちさせましょう。
とろみが出てきたら、ハンバーグにかけて完成です!
とろみが出てきたら、ハンバーグにかけて完成です!
結論
完成したハンバーグをナイフで切ると、中から肉汁がたっぷりあふれてきました。見た目も味もほぼ完璧です!ウスター&ケチャップのソースも、白いご飯とよく合いますよ。「思ったようにハンバーグが作れない...。」という人はぜひ作ってみてください。
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。