1. 材料

-
<食材>
- なす 2~3本
- 酒 60ml
- みりん 15ml
- めんつゆ(2倍濃縮) 45ml
- 砂糖 10g
<調味料>
2. 下準備

まず、なすのヘタをそぎ切りします。なすは先端に栄養がたくさん含まれているので、ヘタを切り落としてしまうともったいない!鋭いトゲがあるので注意しながら、ヘタをそいでいきましょう。
続いて、なすを半分に切り、皮に深めに切り込みを入れていきます。これによって、火が通りやすく、味も染み込みやすくなりますよ。
3. なすに油を吸わせる

フライパン全体に広がるくらいの量の油を入れて、切り目側を油につけます。この時、まだ火はつけません。
切り目が油でコーティングされることで、あく抜きの必要がなく、変色もおさえられますよ。
4. フライパンで揚げ焼きしていく

油を染み込ませたらなすを裏返し、火をつけて皮目から焼いていきます。油がパチパチ跳ねる音が少し落ち着いてきたら、もう一度裏返し反対の面も1~2分焼きましょう。
5. 調味料を入れる

酒・みりんを入れます。続いて、めんつゆと砂糖を入れ、弱火で煮詰めてなすに汁をたっぷり吸わせましょう!
6. 急速に冷やす

バットに氷水をはって、フライパンを入れます。今回は大きめのフライパンを使ったので、一度小さな鍋に移してからバットで冷やしました。急速に冷やすことで味がよく染み込みますよ。
7. 盛り付けて完成

お皿に盛り付けて、お好みでネギ、しょうが、かつお節などを散らして完成です。さっそくいただいてみました。
なすがトロトロ!味がよく染みていておいしい。なすの煮びたしは一度揚げないと、なすがトロトロにならない、味も染み込まない、と少しハードルが高く感じる人も多いのではないでしょうか。このレシピは、油をたくさん使わなくても簡単においしい煮びたしができました。
結論
めんつゆで簡単に、なすの煮びたしを作りました。少し甘めの汁がトロトロのなすにしっかり染み込んで、とても美味しく作ることができました!
皮目に切り込みをいれること、あらかじめ油を吸わせること、急速に冷やすことなど、ポイントをおさえれば誰でも簡単にできちゃいますよ。ぜひ一度作ってください!
調理師名:新江友基
経歴:調理学校を卒業と同時に調理師免許を取得。その後、カフェ、レストラン、居酒屋などさまざまな飲食店で調理業務やメニュー開発に携わる。現在は、過去の経験から得た知識を活かし、食に関する記事の監修を担当している。