「冷凍しているから大丈夫」は要注意！？⇒意外と知らない【食べたらNGな冷凍魚】のサインとは

◾️見た目の変化に注意
冷凍魚は適切に保存していても、時間が経つと傷みやすくなります。以下のような変化が見られた場合は、食べない方が安全です。

・色の変化：鮮やかな色が失われ、黒ずんだり黄ばむことがある
・カビの発生：表面に白い粉のようなものや、黒い斑点が出ている
・ぬめりがある：解凍後に魚の表面がヌルヌルしている

◾️においの変化もチェック
解凍後に生臭さが強くなったり、生ごみのような異臭がする場合は、冷凍中に品質が劣化している可能性があります。
少しでも異変を感じたら、食べるのは避けましょう。

◾️賞味期限と消費期限の違い
冷凍魚には「賞味期限」と「消費期限」があります。

・賞味期限：美味しく食べられる期間。期限を過ぎてもすぐに腐るわけではないが、風味や品質が落ちる
・消費期限：安全に食べられる期間。期限を過ぎたら食べるのは避ける


◾️保存期間の目安
一般的に、冷凍魚の保存期間は以下の通りです。

・市販の冷凍魚（真空パック）：3〜6か月
・家庭で冷凍した魚：1〜2か月

長期間保存する場合は、ラップで包んでから密閉容器やジッパーバッグに入れ、冷凍焼けを防ぎましょう。

◾️冷蔵庫でゆっくり解凍
冷凍魚を解凍するときは、冷蔵庫でじっくり解凍するのが最適です。

・前日の夜に冷蔵庫へ移動し、時間をかけて解凍
・急速に解凍するとドリップ（旨み成分を含む水分）が出やすくなる
・流水解凍は短時間で済むが、栄養や風味が抜けやすい

◾️再冷凍はNG
一度解凍した魚は、1〜2日以内に食べきるようにしましょう。
再冷凍すると、食感が悪くなり、鮮度も落ちるため避けましょう。

冷凍魚は長期間保存できる便利な食材ですが、時間が経つと劣化してしまいます。
色の変化・カビ・ぬめり・異臭がある場合は食べないようにしましょう。
賞味期限を過ぎたら、見た目やにおいをよく確認してください。また、解凍は冷蔵庫でじっくり行い、1〜2日以内に食べ切りましょう。
適切な保存と解凍方法を知り、冷凍魚を美味しく安全に食べましょう！