1. 義母の炒飯に驚愕!
正月に夫の実家へ行ったとき、義母が料理を振る舞ってくれました。
テーブルに並んだのは、一見普通のチャーハン。しかし、一口食べるとシャキシャキとした食感が...!?
思わず「これ何ですか!?」と尋ねると、義母は、義母は「ユリ根だよ!食べたことない?」と言われました。
ユリ根という名前は聞いたことがありましたが、食べるのは初めてだったのです。
そのため、チャーハンにユリ根を入れるなんて思いもしませんでしたが...とても美味しく、義母のアイデアに感動しました!
2. ユリ根の豆知識
日常的に食べるというより、お正月料理としてユリ根を食べる人が多いのではないでしょうか。
ここではエピソードにも出てきたユリ根のちょっとした豆知識を紹介します。
■ユリ根の種類と旬
ユリ根は、さっと煮るとシャキシャキ、じっくり火を通すとホクホク&モチモチの食感になります。
里芋やニンニクにも似た食感ですが、その名の通りユリの花の球根です。
食用として利用されるのは、オニユリ、コオニユリ、ヤマユリなどの品種です。
市場に出回るユリ根のほとんどは北海道産で、ごく少量ですが京都の丹波地方でも生産されています。
サツマイモやカボチャと同様に、収穫後2~3カ月ほど寝かせることで甘みが増し、より美味しくなります。
北海道と京都では気候が異なるため、収穫時期にも違いがあります。
北海道産は10月~12月に収穫し、寝かせた後の12月~2月が旬です。
一方、京都産は8月の終わり頃から収穫し、10月~12月が旬となります。
どちらもお正月に向けて12月に出荷のピークを迎えます。
■ユリ根の食べ方
お正月の時期にしかユリ根を見かけないという人も多いかもしれませんが、特産地の北海道では冬の食卓にユリ根の煮物がよく登場します。
作り方は簡単。まず、ユリ根を1片ずつほぐします。
出汁に醤油、みりん、砂糖を加えて味付けし、ユリ根を入れて10分ほど煮るだけです。
甘めの味付けにすると、ホクホクとした優しい味わいに仕上がります。
また、ユリ根は洋風の料理にも活用できます。
例えば、茹でてマッシュすれば、豚肉のソテーの付け合わせにピッタリです。
さらに、ユリ根を2~3分茹でて粗く潰し、バターと味噌で味付けし、牛乳でのばせばユリ根ディップの完成です。
ジャガイモのディップに比べ、ユリ根は火の通りが早く、ほのかな甘みが加わることで、まろやかな味わいになります。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
ユリ根は和食だけでなく、洋食にも使いやすい食材。ぜひ、日々の食卓に取り入れてみてください。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
ユリ根は和食だけでなく、洋食にも使いやすい食材。ぜひ、日々の食卓に取り入れてみてください。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。