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【長ネギの味噌汁】はネギの切り方次第で味変!簡単アレンジも紹介

【長ネギの味噌汁】はネギの切り方次第で味変!簡単アレンジも紹介

投稿者:ライター 五反田愛(ごたんだめぐみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年9月24日

味噌汁の定番具材といえば、長ネギではないだろうか。長ネギは栄養価が高いだけではなく、味噌汁をより一層味わい深いものにしてくれる。ここでは知っておくと役立つ長ネギの知識や、長ネギの入った味噌汁の美味しい作り方を紹介する。

  

1. 長ネギの品種とそれぞれの特徴は?

もともと長ネギは、住む地域によって食べる種類が異なっており、東側のエリアでは根深ネギと呼ばれる白ネギを、西側のエリアでは葉ネギを好んで食べていたようだ。現在では全国各地にさまざまな品種の長ネギが流通し、いろいろな食べ方が浸透している。

根深ネギは、味噌汁と相性のよい長ネギの代表格といえる。東日本で多く生産されており、白い部分が多い。この白い部分は熱を加えることでトロっとした食感になる。
京都産の九条ネギは、長ネギの中でもブランドネギと呼ばれている。九条ネギは葉の部分が柔らかく、しっかりとした風味を楽しむことができる。味噌汁の具材としても人気で、生で加えても美味しい。
群馬県産の人気の太ネギである下仁田ネギも味噌汁と相性のよい長ネギ。これらの長ネギの特徴は、しっかりとした肉質だ。熱を加えると独特の甘みを出し、味噌汁を味わい深くしてくれる。

2. 長ネギはどう切る?味噌汁におすすめの切り方

長ネギは大きく分けて4ヶ所で味に変化が生じると考えられている。白い部分の根元部分に近い下部と、緑色へ変化していく上部。そして、白と緑が混ざり合う分岐部分、葉先にかけての緑色部分の4ヶ所だ。これらの部分は切ることで、味わいが変化する。
多くの長ネギの品種は、根元の白い部分が甘く、葉先に向けて辛みが増す。白い部分の下部は、千切りや輪切りにして味噌汁に加えることで香りを生かしながら味わうことができる。白い部分の上部は下部に比べ柔らかいので、薄い斜め切りにすることでシャキッとした食感と、内側の柔らかな甘みを味わうことができる。分岐部分は甘みと辛みが混在しており、縦切りにすることで繊維が残りシャキッとした食感を楽しめ、個性的な味噌汁に仕上げることができる。最後に葉先部分は辛みが最も強い部分のため、縦切りや斜め切りといった存在感のある切り方で調理すると、より一層味が引き立つ。

3. 定番の長ネギ味噌汁

長ネギを使った定番の味噌汁の作り方を紹介する。出汁を自分でとることで、味噌汁を一層美味しくすることができる。出汁の材料は各家庭で異なるが、今回は昆布出汁で作る方法を紹介する。

鍋に水を入れ、出汁昆布を加えて弱火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。沸騰させると、昆布のえぐみが出てきてしまうからだ。具材は豆腐、わかめなど好みのものを加え、煮立たせないように火を入れていく。具材に火が通ったら、一度火を止めて味噌を加え、最後に輪切りにした長ネギを入れて再度火をつける。沸騰直前で火を止めれば完成だ。

4. 焼き長ネギとちくわの簡単アレンジ味噌汁

長ネギは一度表面を焼くことで、特有の風味と焼き目の香ばしさが出て、より味わい深い一品に仕上がる。長ネギを5cm間隔で切りそろえ、フライパンで焦げ目がつくまで焼きつける。鍋に水と出汁を加え火を入れ、温まったところに一口大に切ったちくわと、焼き長ネギを鍋に入れ沸騰させる。沸騰したら火を止めて、味噌を加えて完成だ。

結論

長ネギは一年中売り場に並んでおり、さまざまな料理にマッチするので、使い勝手がよい。味噌汁は定番の日本食として、我々の食卓に欠かせないメニュー。栄養価アップにも繋がる味噌汁と長ネギの組み合わせは、料理初心者でも簡単に調理できるためぜひ一度作ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年9月24日

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