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天ぷら鍋

揚げ物鍋って何?材質・形状など特徴からおすすめ商品を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年8月25日

ご自宅で揚げ物をするとき、皆さんはどんなものを使っているだろう?フライパンを使っているという人も多いかもしれない。実は揚げ物には揚げ物に適した鍋がある。今回はそんな揚げ物鍋について徹底調査。揚げ物鍋の特徴から人気の商品まで、これを読んだらきっと揚げ物鍋が欲しくなるはず。

  

1. 揚げ物鍋を使うメリット

揚げ物
揚げ物鍋は別名「天ぷら鍋」とも呼ばれている商品のことだ。その名の通り、揚げ物に適しており、揚げ物専用鍋とも言い換えることができる。フライパンで揚げるのとは何が違うのか?揚げ物鍋を使うメリットを解説していこう。

その1.熱が通りやすくカラッと揚がる

揚げ物鍋は熱伝導率のいい素材で作られているものが多い。このおかげで一気に温度が上がり、温度を保ちやすい。結果として、揚げ物がカラリと揚がるのだ。

その2.深さがあるため油はねしにくい

揚げ物鍋の形状の特徴は、深さがあること。揚げ物の食材がしっかり油に浸かるように設計されているのだ。これは、油はねがしにくいことにも繋がる。

2. 揚げ物鍋を選ぶときのポイント

唐揚げ
ここからは実際に揚げ物鍋を選ぶ場合に、確認したいポイントについてまとめていこう。

その1.材質・素材は何か

前述の通り、熱伝導率のいい素材が揚げ物鍋の持ち味だ。揚げ物鍋によく使われる素材はさまざまだが、とくにおすすめは鉄である。鉄は蓄熱性と熱伝導率がいい。また、傷がつきにくく、徐々に油が馴染み、とても長持ちする。手入れを怠ると錆びてしまうことがあるので注意したい。
このほか、より美味しさ、そしてプロのような味を目指す場合は老舗天ぷら店などでも使われている銅素材がおすすめだ。

その2.大きさ・深さはどうか

次に形状だ。大きさは食事を取る人数によってかわってくる。
1~2人なら16~20cm
3~4人なら20~24cm
これを目安に選ぶといい。さらに多い人数で使うという場合は、24cm以上をチョイスしよう。また、深さがしっかりとあるかを確認することも重要。最低でも深さ8cmはあるものを選ぶと安心だ。

その3.機能面が優れているか

揚げ物鍋には、さまざまな機能がついている。なかでも以下のような機能がついていると安心して揚げ物を作ることができる。

温度計

揚げ物は温度管理が重要だ。初心者であれば、温度計がついている商品を選ぶと安心だろう。

注ぎ口

油を処理するときに注ぎ口がついていると格段に便利だ。ついていないと、油を処理する際、油が漏れてしまうことも。

オイルガード

オイルガードがあるとより安心して揚げ物を作ることができる。ただし、小さいタイプの場合はオイルガードが邪魔になることもあるので、その点も鑑みて選びたい。

IHに対応

揚げ物鍋のなかには、IHに対応していないものもあるので、どんな熱源に対応しているかを確認することも重要だ。

3. ネットで人気の揚げ物鍋3選

とんかつ(調理中)
ここからは、実際にAmazonで売れ筋の商品のなかから、オリーブオイルをひとまわし編集部が名品揚げ物鍋を厳選していく。

その1.アーネスト「天ぷら鍋」

安心の日本製でありながら、リーズナブルなところが嬉しいアーネストの天ぷら鍋。熱伝導率がよく、蓄熱性に優れている鉄製だ。エンボス加工を施しているので、油が対流しやすくなり、よりカラリと揚がる。油切りにも使える蓋とアミがセットになっている。IHとガスに対応しているので、幅広く使えそうだ。なお、残念ながら注ぎ口はついていない。

その2.和平フレイズ「天ぷら鍋」

古くから金物の街として栄える燕三条で作られている天ぷら鍋。材質はこちらも鉄製で、油切りになる蓋がついているところがポイント。蓋が斜めになるので、切れた油がまた鍋の中に戻る仕様になっている。オイルガード、注ぎ口、温度計も完備している。IHとガスに対応しているので、幅広く使えそうだ。

その3.貝印「天ぷら鍋」

キッチングッズを多く扱う貝印の天ぷら鍋も鉄製。オイルガードに可愛いイラスト付きで、揚げ物の温度が表記されているところがポイントだ。注ぎ口と温度計も完備。こちらもIHとガスに対応しているので、幅広く使えそうだ。

4. 揚げ物鍋の上手なお手入れ方法

天ぷら油を固める
せっかく手に入れた揚げ物鍋を長く愛用するためには、どんなお手入れをする必要があるのだろう?残った油の処理と合わせて解説していこう。

その1.揚げ油の処理方法

揚げ油は凝固剤で固めたり、牛乳パックや袋に詰めるなどして、きちんと捨てる必要がある。そのまま流しに流すとつまりの原因になるだけでなく、環境にも悪いので絶対にしないこと。牛乳パックや袋に入れる場合は、油が冷めてから行うといい。また廃棄した油は、自然発火のリスクを伴うこともあるので、早めに捨てることをお忘れなく。
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その2.揚げ物鍋の洗浄方法

揚げ物鍋のお手入れは素材によって異なるが、鉄製のものであれば、洗剤などを使うことなく洗浄するのが正解だ。
  • 適切に油を処理する
  • 残り油をキッチンペーパーなどで拭き取る
  • たわしを使いお湯で洗う
  • よくすすぐ
  • 水分を拭き取る
  • 空の状態で加熱して水分を飛ばす
冷めてから、収納しよう。ただし、鉄製でもほかの素材でコーティングしてあるものもあるので、その場合はスポンジ×洗剤で洗うのが適切。それぞれに合う洗い方があるので、取扱説明書をよく読んで洗うといい。

結論

揚げ物鍋は、揚げ物をするためだけに設計されている鍋のこと。何かと面倒と思われがちな揚げ物がぐっと身近になるアイテムでもある。熱伝導率のいい鉄製がおすすめで、そのほかご家庭の状況に合わせた機能を持つものを選ぶといいだろう。
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  • 更新日:

    2022年8月25日

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