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琥珀糖の作り方を紹介!ゼラチンで簡単に食べられる宝石を作ろう!

琥珀糖の作り方を紹介!ゼラチンで簡単に食べられる宝石を作ろう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年1月27日

今回は、食べられる宝石と評判の琥珀糖の作り方を紹介しよう。たとえば糸寒天や棒寒天など、どんな寒天を使えばいいのか、寒天なしで作るときの代用品、レンジで作る琥珀糖の作り方 、砂糖を少なめにすると失敗しやすいかどうかなどについて説明していこう。

  

1. まるで食べられる宝石!琥珀糖の作り方

キラキラとカラフルで見ためが美しく、SNSで「まるで食べられる宝石」と評判の琥珀糖。材料は砂糖やゼラチン、ジュース、かき氷シロップなどを使用して作る。基本的な作り方は寒天を湯で煮溶かして、砂糖と色素を加えればよい。表面が結晶化しているので、外はシャリっと中はプルンとした食感に仕上がる。
ジュースを使用して琥珀糖を作るときは、まず鍋に寒天を入れ水を加えて混ぜる。火にかけて寒天が溶けたら砂糖を加えて、かき混ぜながら糸を引くくらいになるまで煮詰めていく。バットにジュースを入れて煮詰めた寒天を流し入れ、混ぜてそのまま冷蔵庫で冷やし固める。固まったら好みの大きさに切り、オーブンシートを敷いた天板に並べ、風通しのよいところで1週間ほど、表面がカリッとするまで乾かせば琥珀糖の完成だ。
食紅を使って色付けるレシピもあるが、食紅の代わりにかき氷シロップを使用すると、淡い色の琥珀糖に仕上がる。しかし、無添加のいちごのかき氷シロップを使う場合は茶色っぽいので素朴な色の琥珀糖になりやすい。

2. 琥珀糖の作り方:どんな寒天を使う?代用品は?

琥珀糖作りに欠かせない材料のひとつが寒天だ。ここでは琥珀糖作りにおすすめの寒天と寒天なしでも作れるかについて解説する。ゼリーやプリンのようなスイーツを固めるときに使用するのが、アガー・寒天・ゼラチンだ。それぞれの特徴を解説すると、アガーは寒天やゼラチンと比較すると透明度が高い。食感は寒天とゼラチンの間くらいのプルッと加減で、寒天の代わりに琥珀糖作りに代用できる。
ゼラチンは寒天やアガーと比較すると口溶けがよく、常温で溶けてしまうので琥珀糖作りには不向きといえるだろう。特徴は弾力性と粘性が強く、やわらかなプルンとした食感で、ババロア・ゼリー・ムース作りに向いている。
寒天はアガーやゼラチンと比較すると凝固力が強い。歯切れがよくほろりと崩れやすく、なめらかな食感が特徴のひとつだ。弾力性や透明感はなく、水ようかんや杏仁豆腐作りにおすすめ。寒天とひとことでいっても、粉寒天・棒寒天・糸寒天と種類がある。それぞれの特徴を解説すると、粉寒天はふやかしたり裏ごしたりする手間がない。
棒寒天は風味豊かで粉寒天や糸寒天と比較するとやわらかめの仕上がりになる。糸寒天は粉寒天や棒寒天と比較すると、透明感があり繊細な口あたりだ。

3. レンジでも作れる!琥珀糖の作り方

外側はシャリッと内側はくにゅっと、不思議な食感を楽しめる琥珀糖。ここでは電子レンジで作る琥珀糖の作り方について紹介しよう。まずバットにクッキングシートを敷く。耐熱容器に寒天と水を入れ、600Wのレンジで3分ほど加熱する。3分加熱しても寒天が溶けていなければ、再び30秒ごと加熱する。
溶けたらグラニュー糖を加えて混ぜ、600Wのレンジで3分加熱する。ヘラで持ちあげて、しずくが糸を引く感じになればバットに流し入れる。好みのかき氷シロップを加え、竹串でかるく混ぜて冷蔵庫に入れ固まるまで冷やす。固まったらクッキングシートからはがし、切るか手でちぎり好みの大きさにする。
クッキングシートに琥珀糖を並べて風通しのよいところで、数日~1週間ほど表面が結晶化するまで乾かす。ときどきひっくり返し数日乾かせば琥珀糖の完成だ。早く乾かしたいときは扇風機で風をあてるとよい。煮るときに混ぜすぎると泡が立ち、固まりづらくなるため混ぜすぎには注意が必要だ。かき氷シロップの量が多すぎると固まりづらくなるので少なめを目安にすること。

4. 琥珀糖の作り方:砂糖を少なめにすると失敗しやすい?

シンプルな材料で簡単に作ることができる琥珀糖。できたては寒天ならではのプリッとした食感だが、乾燥させると表面が結晶化して琥珀糖本来の美味しさを楽しめる。砂糖を少なめにして作ると、乾燥させるときに結晶化が妨げられるので固まりにくくなる。
最後に琥珀糖を作るときのコツやアレンジ方法を紹介しよう。包丁で切る方法もあるが手でちぎると、キラキラの断面になり、より宝石らしさを演出できる。先述したように琥珀糖を乾かすときに扇風機を使うと3日ほどで作れるが、1週間ほど乾燥させたほうが表面がなめらかになる。

結論

見ためがキレイで砂糖本来の味わいを楽しめる琥珀糖。手作りすると乾かすのに時間がかかるが、作り方は意外と簡単だ。ひとつのバットで何色かに色付けると見ためがより華やかになり、ちょっとしたプレゼントにもおすすめ。これまで作ったことがない人もチャレンジしてみてはいかがだろう。
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  • 更新日:

    2021年1月27日

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