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【パエリア】の歴史!本場スペインでは伝統的な男の料理だった!

【パエリア】の歴史!本場スペインでは伝統的な男の料理だった!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年1月20日

日本ですっかりおなじみのスペイン料理「パエリア」。その発祥の地バレンシアでは、日曜日にお母さんを休ませるために、お父さんが作る料理なのだという。それを知ったら、料理好きの男たるもの挑戦せざるを得ないはず。本場に近い王道レシピも併せ紹介しよう。

  

1. 本場のパエリアは男の料理!その歴史とは

スペイン東部。地中海性気候のバレンシアは、オレンジや野菜の生産に適した土地。米所でもあることから、米を使った郷土料理「パエリア」が世界的にもよく知られている。本場でパエリアはいわゆる中世からの伝統的な"男の料理"。市場なども休みになる日曜日、日頃忙しい主婦に代わり、お父さんたちが各家庭でパエリアを豪快に作り、家族みんなでワイワイ囲んで食すのだそうだ。鍋を囲みたくさん食べて、たくさんお喋りして過ごすのはバレンシアの休日の風景。鍋いっぱいに野菜や肉など具材もたっぷり。サフランで黄金色に色づいたパエリアは、一口ほおばれば、誰もが笑顔になれる幸せの味だ。

2. 本場のパエリアの伝統的な具材とは

パエリアといえば、海老やイカ、貝類などシーフードを思い浮かべる人も多いと思う。そんな地中海風テイストもいいけれど、バレンシアの王道パエリアの具材は、山の恵み。兎肉をはじめ鶏、さやえんどう、時にはカタツムリなども使われているという。そんな本場ものに近いレシピを紹介。サフランも贅沢に使って、香りたかく美しい仕上がりを目指そう。兎は日本では入手困難なので、骨付きの鶏肉にすれば骨からもいい出汁が出る。

ひとつまみのサフランをぬるま湯に浸けて色を出す→鶏肉に塩こしょうする→スープの素に玉ねぎの皮、トマトペースト、サフランを加えスープを作る→パエリア鍋またはフライパンで鶏肉を焼きいったん取り出す→玉ねぎとにんにくを炒める→米洗わずそのまま加え油を全体になじませる→鍋に鶏肉、いんげんを並べ、米がひたひたになる位のスープを注ぎ、蓋をして中火で煮る→さらにスープを加え弱火にし、ホイルとふたをかぶせたまま20分程煮る→蓋を外して強火にしおこげを作る→レモンを添えて取り分ける。

結論

休日にお父さんが腕をふるうパエリアは、家族みんなが笑顔になれる豪華なごちそう。最初はぎこちなくても、何度かチャレンジするうちに、いつしかきっと、家族みんなの思い出の味に。バーベキューやホームパーティの定番としてもぜひ気軽に作ってほしい。
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  • 公開日:

    2020年3月27日

  • 更新日:

    2021年1月20日

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