1. しめじとは?

食用キノコの代表格ともいうべきしめじ。スーパーの特売でもよく見かけるので、家庭の献立の定番食材とも言うことができるだろう。よく口にする安価なしめじは栽培されたものであり、天然のしめじは貴重で高価なものである。
しめじの種類
食用しめじには、主に4種類あり大きさや希少価値に違いがある。
■ぶなしめじ
安価な定番しめじ。人工栽培されたものが流通しているが、天然ものは希少価値が高い。
■白ぶなしめじ
ぶなしめじの品種改良版。
■はたけしめじ
ぶなしめじよりカサが大きく、本しめじに近い味がすると言われている。
■本しめじ
希少価値が高く、大きくカサがふっくらしている。網焼きなどでも絶品。
安価な定番しめじ。人工栽培されたものが流通しているが、天然ものは希少価値が高い。
■白ぶなしめじ
ぶなしめじの品種改良版。
■はたけしめじ
ぶなしめじよりカサが大きく、本しめじに近い味がすると言われている。
■本しめじ
希少価値が高く、大きくカサがふっくらしている。網焼きなどでも絶品。
しめじの産地
気になるしめじの名産地だが、長野県で約40パーセントものシェアを占めている。次に新潟県、福岡県と続く。長野県は人工栽培の発祥の地と言われ、肉質、食感、歯ごたえに優れたしめじを生産している。
2. しめじの栄養と効能

食物繊維やビタミン類が豊富なしめじ。手ごろな値段とはいえ、小さな体に満ちた栄養価は侮れない。健康の向上にも役立ち、毎日の体を整えるしめじの栄養は大きな価値がある。
オルニチン
しめじは、肝臓に作用するアミノ酸オルニチンが豊富。シジミから摂れる成分でもあり、オルニチンには肌の新陳代謝を促進し、肝機能を強化する働きが期待できる。荒れた肌を整えたり、肌の健康にも役立つのである。成長ホルモンを促進する働きも知られている。
ビタミンD
ビタミン類が豊富なしめじには、特にビタミンDが多く含まれている。ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートし、免疫力と新陳代謝をアップさせる効果を期待できる栄養成分だ。成長期の子どもを助けてくれること間違いないだろう。
βグルカン
食物繊維の仲間であるβグルカンは、免疫力アップに加えて腸内環境を整えるので、風邪の予防効果を期待できる成分。
3. しめじの旬とお勧めの食べ方

しめじの食べごろ
しめじの旬は秋で、10月から3月頃に最盛期を迎える。選ぶ際のポイントは、カサに弾力がありしっかりしているものを選ぶ。カサがしなびていたり、柔らかくなっていると鮮度が落ちているので要注意だ。
お勧めの食べ方

家庭的なぶなしめじは、味にクセがないので様々な料理に合わせることができる万能食材。食感もよいので幅広く使用されている。
■しめじとほうれん草のバターソテー
■しめじのクリームパスタ(和風も絶品)
■しめじと三つ葉の卵とじ
■しめじの味噌汁
■しめじのクリームパスタ(和風も絶品)
■しめじと三つ葉の卵とじ
■しめじの味噌汁
下処理のポイント
しめじは洗いすぎると風味が落ちるのでサッと洗う。根元の石づきを除いて、手でほぐして料理に使用する。保存する場合は、水気をふき取りラップして冷蔵庫に入れる。
結論
家庭の食卓の味方とも言えるしめじ。体の発達をサポートするビタミン類に加え、肝機能を強化するアミノ酸、免疫力アップをサポートする成分が含まれているので、是非積極的に料理に取り入れてみてはいかがだろうか。