1. びわの紹介

楽器の琵琶が語源とも言われている果物、びわ。古代中国や、日本では奈良時代から健康促進効果があるとして、民間療法で用いられてきたとも言われている果物だ。
びわの旬は、日差しが強くなり始める初夏頃。そのため、びわには夏の果物にふさわしい栄養成分も含まれているのである。
びわの旬は、日差しが強くなり始める初夏頃。そのため、びわには夏の果物にふさわしい栄養成分も含まれているのである。
びわの種類
あまり種類を意識する機会は少ないが、びわにも多様な品種が存在している。今回はその一部をご紹介しよう。
■茂木
小ぶりな実で甘みが強く、酸味は控えめ。
■田中
茂木よりは大きめの実で、甘みと酸味のバランスに定評がある。
■長崎早生
ハウス栽培が多く、早くて1月頃には出荷される。
■茂木
小ぶりな実で甘みが強く、酸味は控えめ。
■田中
茂木よりは大きめの実で、甘みと酸味のバランスに定評がある。
■長崎早生
ハウス栽培が多く、早くて1月頃には出荷される。
2. びわの栄養と効能
β-カロテン

ニンジンに代表される色素成分のひとつが「β-カロテン」だ。体内に入るとビタミンAに変換されることで知られているこのβ-カロテンは、実はびわに豊富に含まれている成分でもある。
ビタミンAは粘膜の働きをサポートするので、風邪の予防に効果があると言われている。変換されなかったβ-カロテンには抗酸化作用があり、病気の予防が期待されている。
ビタミンAは粘膜の働きをサポートするので、風邪の予防に効果があると言われている。変換されなかったβ-カロテンには抗酸化作用があり、病気の予防が期待されている。
カリウム
びわにはミネラル類も含まれているが、中でも多いのが「カリウム」だ。カリウムはナトリウムの排出を促すと言われているので、高血圧予防が期待できる。
クエン酸
びわに含まれる成分でも、特に注目したいのは「クエン酸」だ。疲労回復に効果が期待されている、酸味成分である。
びわにはクエン酸の働きをサポートすると言われているビタミンB2も含まれているので、疲労回復効果も期待されている。夏場の疲れにもおすすめの果物と言えるだろう。
びわにはクエン酸の働きをサポートすると言われているビタミンB2も含まれているので、疲労回復効果も期待されている。夏場の疲れにもおすすめの果物と言えるだろう。
3. びわの食べ方とお勧め料理
食べ方

びわを剥くときは、へたとは反対側の、底の方から剥くと剥きやすい。傷みやすい果物なので、購入した後は早めに食べる方が良いだろう。
おすすめ料理
びわが好きな方には、そのままの状態で実を食べるのが一番美味しい、と感じる方も多いだろう。しかし、種や葉まで捨てるところがないと言われているのがびわだ。以下に様々なびわの使い方を紹介する。
■ びわジャム
■ びわのシロップ煮
■ びわ種のはちみつ漬け
■ びわのタルト
■ びわの杏仁豆腐
■ びわの葉茶
びわの種は皮を剥いて少し煎るだけで食べることができるし、はちみつに漬けて1ヶ月も保存すれば種からびわの香りと栄養が染み出した特性はちみつの完成だ。また、葉も天日干しで乾燥させて粉末にすることで、びわの葉茶を淹れることができる。
■ びわジャム
■ びわのシロップ煮
■ びわ種のはちみつ漬け
■ びわのタルト
■ びわの杏仁豆腐
■ びわの葉茶
びわの種は皮を剥いて少し煎るだけで食べることができるし、はちみつに漬けて1ヶ月も保存すれば種からびわの香りと栄養が染み出した特性はちみつの完成だ。また、葉も天日干しで乾燥させて粉末にすることで、びわの葉茶を淹れることができる。
結論
古くから健康に役立つとして用いられてきたびわ。風邪の予防を期待できる成分を始めとした、多様な栄養成分が含まれていることが分かった。夏風邪対策にも効果的で、健康を気にする方にとっては注目の果実だろう。