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まずはおさえておきたい!【桃】の種類と選び方 基本編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年7月 6日

桃というと、お盆の頃をイメージする。暑い時に、果汁たっぷりの桃は最高にうまい。旬は7~9月。ビニールハウス栽培で年中出回る野菜と違って、桃の旬は短い。美味しい桃を選び、きれいに切り分けて、旬の味覚を堪能したい。

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1. 種類

桃は中国が原産で、日本では弥生時代にはすでに食べられていたようだ。

■白凰...現在最も生産されている品種である。香りは上品で、優しい甘さ。汁が多くみずみずしい。果肉は柔らかくて白い。
■黄桃...果肉が黄色くやや硬め。加工用として利用されることが多く、桃の缶詰でおなじみの品種だ。最近は生食用としても出回り、シロップで甘く煮たコンポートなどとして食される。
■白桃...皮も実も白い。果肉はやわらかくてジューシー。袋をかけて栽培するので、果皮がピンクではなく白い。明治後期、岡山の大久保重五郎が新しい品種「白桃」を作り、それが日本の桃のルーツとなった。品種改良を重ねた日本の白桃は甘味が強く、海外でも人気が高い高級品種である。
■ネクタリン...桃の一種である。うぶ毛がなく、皮は赤く、果肉は黄色い。皮ごと食べられるので食べやすい。


2. 特産地

桃は山梨、福島、長野、和歌山、岡山、山形などで栽培されている。岡山といえば桃太郎ということで、桃の生産量が多いイメージがあるが、実際は山梨や福島、長野など、盆地での生産量のほうが多い。

■山梨県
桃生産量日本一を誇る。山梨の盆地の土壌は水はけがよく、昼と夜の寒暖差が桃の栽培に適しているのだ。特に、一宮町産の桃は有名で、白凰や白桃、黄桃などが栽培されている。
■福島県
福島の桃といえば「あかつき」。福島県でブランド認証されている品種である。福島では袋かけをしないので、太陽の光を浴びた赤みが強い桃が多い。
■長野県
長野の桃といえば長野市生まれの「川中島白桃」。桃の中でも大玉で、全国でも栽培されるようになった。「川中島白凰」も有名である。
■岡山県
関西の特産地は岡山。なかでも、岡山の白桃は白くて甘く、やわらかくて舌ざわりがなめらかである。有名なのは「清水白桃」。
■山形県
山形は桃の産地のほぼ北限であるが、生産量は全国の5本の指に入る。夏でも夜の気温が低いので甘さが増すのである。


3. 選び方

まずは、果皮の表面をチェックし、全体的にうぶ毛がきれいに生えているものを選ぼう。桃の皮の細かいうぶ毛は水をはじく性質があるので、腐敗を防ぐ働きをするのだ。皮は薄そうで、しっとりした感じのものがいい。
色は全体的に赤くて鮮やかなものがマスト(白桃は別)。暗い赤色の場合は、まだ熟していない証拠である。割れ目のあたりがまだ青っぽいものも、まだ熟していないサインなのだ。また、果皮の下のほうが黄色っぽいのは、収穫してから時間が経っているものなので避けたほうがベター。きれいな白っぽいものを選ぶべし。表面に何かが当たって茶色くなってしまったところや傷がないかもチェックしよう。
形はいびつでなく、縦に入った割れ目を中心に左右対称でバランスが取れているものがいい。上から見ると、横方向にやや長い楕円形をしていて、全体的にふっくらと丸いものを選ぼう。

4. 食べ方

桃の皮をきれいに剥くときは、アボカドと同じように種と実を離すようにすると、きれいに剥くことができる。
まず、割れ目に沿って種まで届くように包丁を深く入れ、ぐるりと一周切れ目を入れる。切れ目の両側を両手で握り、それぞれの果肉全体をねじって回すようにして、2つに割ると、きれいに半分にすることができる。片方に残った種はスプーンで取り除く。
半分になった桃の皮をむき、果肉をくし形にスライスして切り分けて食べる。むいた果肉の表面がボサボサにならないように、切れ味のいいナイフで皮をすっと剥いてほしい。

結論

昼夜の寒暖の差と水はけのよさが、桃を甘く熟させる大事な要素である。また、同じ品種でも果皮の色が、関東はピンク、関西は白と、産地で違うのは興味深い話だ。
桃は柔らかくてデリケートな果物。美味しい桃を選び、かつ、傷つけないようにきれいに切り分けて食べたい。暑い夏に、滴るほどのジューシーな果肉のツルリとした舌ざわり。旬の時期にぜひとも堪能しておきたい果物だ。

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