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知ってた?【大根】の種類と選び方 美味しい旬の食べ方編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年7月10日

8世紀初頭に編纂されたと言われる『日本書紀』にも記されているほど、日本では古くから食されていた大根。今でも一年を通じて食卓にのぼる機会の多いなじみ深い野菜のひとつである。全国各地に在来種があると言われる大根の種類と旬生を紹介しよう。

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1. 種類

お馴染みの品種からその地方独自の品種まで、代表的な大根を以下に紹介する。

◆青首大根/畑に植わっている際に、土から出ている方の部分が淡い緑色で、土中で育っている部分は真っ白なのが特徴だ。浅漬けやサラダ、大根おろしといった生食から、「おでん」や「ふろふき大根」など加熱調理にも向く万能選手。
◆三浦大根/神奈川県三浦の在来種。葉に近い首の部分が細く、下方が太い。肉質が柔らかいので煮物や「おでん」に向く。
◆亀戸大根/その名の通り、江戸時代後期に東京の亀戸で作られていたもの。先が細い小ぶりの大根。
◆練馬大根/東京練馬区の在来種で、長さ1mにもなるものもある。主にたくあん用。
◆守口大根/今では名古屋土産としても知られる「守口漬」に使われている細くて長い大根。
◆辛味大根/強い辛味があるので、おろして薬味に使う。長野県では辛い汁に蕎麦をつけて食する「おしぼり蕎麦」が名物にもなっている。
◆聖護院大根/大きなかぶのような京都名産の大根。聖護院かぶと見た目はよく似ているが、大根は葉先がギザギザ、かぶは葉先が丸い。

2.

「おでん」「ぶり大根」「ふろふき大根」など、馴染みのある料理をあげてみると、自ずと大根の旬がわかる。ズバリ、旬は冬である。生育適温は17℃〜20℃で、5℃以下や30℃以上になると育ちが悪くなるため、夏の終わりに種を蒔き、10月〜12月頃に収穫されるのが一般的だ。気候が冷涼な北海道や東北では、夏場でも生産されているが、冬の大根に比べると甘味と水分が少なめで、大根おろしにすると辛味を強く感じるものが多いようだ。
冬場の大根は、切った断面のキメが細かく水分が満ちている感じがよくわかる。特に真ん中のあたりは水分が多く、甘味が強い。
なお、大根の種類で紹介した「亀戸大根」は、夏に旬を迎える大根のひとつ。ラディッシュとして馴染みのある二十日大根は、種を蒔いてから20日程度で食べられる品種で、特に旬はなく、雪が降らない地域であれば日当たりのいいベランダでもプランターでも簡単に栽培できるものだ。

3. 選び方

ずっしりと重みがあり、肌が白くてなめらかなものを選ぼう。注目すべきポイントは、表面にある小さな穴。土に埋まっていた白い部分には、先端に向かって点々と小さな穴が空いている。これは、大根が育つ際に土から養分を吸収していた根が伸びていたところ。この穴が等間隔で空いているもの、なおかつまっすぐ下に向かっているものが良いとされる。穴の間隔がまちまちなのは、肥料のやり方にムラがあった証拠で、穴が曲がっている大根は辛味が強いと言われているからだ。もちろん、葉の勢いも要チェック。葉っぱがしなっていたり、黄色く変色している部分があるものは新鮮ではないので気をつけたい。

4. 旬の美味しい食べ方

大根そのものの美味しさを、シンプルに味わうなら「ふろふき大根」がオススメ。皮をむいた大根を3〜4㎝の輪切りにし、米のとぎ汁(なければ水に少し米を入れる)で下茹でする。とぎ汁に含まれるデンプンに大根から出たアクが吸着することによって、大根特有のえぐみが取り除かれるので、このひと手間を省かないことが肝心だ。下ゆでした大根は、きれいに洗い、昆布を敷いた鍋で煮ればOK。熱々のうちに練り味噌をかけて食すればいい。
大根の下ゆでは、大根そのものを味わう「おでん」にも必要だが、一口大に切って肉や魚などと一緒に煮込む場合には、下茹でせずアクをすくいながら煮ればOKだ。
なお、旬の大根は葉の部分も余すところなく食したい。炒め煮や味噌汁の具として、また細かく刻み塩を振って軽くもみ、しっかり絞ってご飯に混ぜれば、香り高い菜飯として楽しめる。

結論

漬物、サラダ、煮物、炒め物、汁物、酢の物など、さまざまなレシピで楽しめる大根。新鮮でみずみずしく甘みのあるものを見分け、先端から葉に至るまで余すところなく食べ尽くしていただきたい。出張や旅先で市場や道の駅などに立ち寄る機会があれば、その地方ならではの品種を見つけ、食べ方を研究してみてはいかがだろう。

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