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熊本城は食べられる城だった!?畳に編まれ備蓄された食材とは?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年10月10日

名将・加藤清正公が築城した熊本城。敵に攻め込まれた際の籠城への備えとして、畳に食べられる野菜を使っていたという。その食材の名は「ずいき」。いったいどんな食べ物なのだろうか。

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1. 築城の際、畳の芯として備蓄された芋の葉柄「ずいき」

築城の名手とうたわれた加藤清正公が建てた名城・熊本城。朝鮮出兵の際の苦い経験から、敵の襲来を阻む盤石の設計とともに籠城に備えての様々な工夫が成されていた。井戸の数の多さは言うに及ばず、米をはじめ雑穀や海藻類などの備蓄、さらには城内に敷き詰める畳まで非常用食料とした徹底ぶりだったそうだ。
食べられる畳!?の正体は「ずいき」。里芋やハス芋の葉柄(ようへい)のことで昔から食用になってきた。畳に使用されてものは干した乾燥品で、別名「いもがら」。夏から秋にかけては、生鮮野菜向けの専用種が出回り、きんぴらや酢味噌和えなどで美味しく食せる。
ちなみに葉柄とは、葉の一部で、大きな葉を茎や枝につないでいる細い柄の部分をいうそうだ。

2. 生でよし、干してよし。疲労回復効果が高い保存食に

所変わって、京都は北野天満宮で行われる一年の収穫を祝う秋祭りの別名が「ずいき祭」。この祭りで華やかに登場するのが、野菜や果物で飾られた「ずいき神輿」だ。五穀豊饒を祝う神輿の屋根となるのがこの「ずいき」で、ほか稲穂や茄子など生ものを用い、毎年新しく造られるのだそう。
さて、「ずいき」の栄養価だが、ミネラルに富み、特に豊富なマンガン、カルシウムは骨に関わる効用があるといわれている。干した保存食にはその栄養が凝縮され、籠城のパワーにつながると、清正公は期待したのかもしれない。

結論

生の「ずいき」を入手できたら、ぜひ料理にトライを。皮を剥いてアク抜きをしてからきんぴらやごま和えなどにすれば、つまみにグッドな一品になる。ころろなしか、日頃の疲れがとぶような気もするだろう。

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