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数滴でリッチに香る【トリュフオイル】とは?使い方やおすすめ紹介!

数滴でリッチに香る【トリュフオイル】とは?使い方やおすすめ紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2020年12月22日

「トリュフオイル」をご存知だろうか?手軽にリッチな家ごはんを味わうにはうってつけのアイテムだ。料理にサッと加えるだけでたちまち贅沢な風味になるトリュフオイルについて、使い方やおすすめレシピ、おすすめ商品などを紹介していく。

  

1. トリュフオイルって?

そもそもトリュフオイルとはどんなオイルのことなのか、まずは基本的なところを見ていこう。

トリュフをオリーブオイルに漬けたもの

世界三大珍味のひとつであり、高級食材としても知られているトリュフをオリーブオイルに漬け込んだのが「トリュフオイル」だ。トリュフを家庭料理に取り入れるのはハードルが高いが、オイルなので手軽に香りや風味を楽しめる。なお日本で販売されているトリュフオイルは、生のトリュフを漬け込んだものと、トリュフ風味の「香料」を使用したもの2種類がある。選ぶときに表示をチェックしておこう。

トリュフオイルにも「黒」「白」がある

トリュフに黒と白があるように、トリュフオイルにも黒と白がある。黒トリュフは主にフランス料理で使われ、自然な香りが長くつづく。白トリュフは強くしっかりした香りで、好みが分かれる場合もある。最初に買うなら黒のトリュフオイルがよいかもしれない。

2. トリュフオイルの使い方

続いて、トリュフオイルの基本的な使い方やちょっとした注意点を解説する。

食べる直前に数滴垂らす

いちばんポピュラーな使い方は、食べる直前にさっと数滴加える方法だ。トリュフの豊かな香りがふんわりと漂ってきて幸せな気持ちになるだろう。

「黒」は加熱することもある

熱で繊細な風味が損なわれてしまうので、加熱後に加えるのが基本だ。ただし例外として黒トリュフオイルを料理に使う場合、先に加えてから加熱することもある。

いろいろな料理に使いすぎない

風味がよいからと、全部の料理に使うのはおすすめできない。トリュフオイルの香りはとても濃厚で特徴的だ。多くても2品くらいに絞って楽しもう。

開封後は早めに使い切る

トリュフの香りが失われやすいため、開封後はなるべく早めに使い切ろう。最初は小さめのボトルで購入し、日々使うと思ったら大きめのボトルで購入するとよいかもしれない。

3. トリュフオイルに合うシンプルな一品料理

たとえシンプルな食材でも、トリュフオイルをかけるだけでちょっとした前菜やおつまみになる。たとえば次のような料理にはぜひ、使ってみてほしい。

半熟卵

卵はトリュフオイルと非常に相性がよい。半熟卵に塩・胡椒を軽くふり、トリュフオイルをかけるだけで、いつもの半熟卵が高級レストランの前菜のような味になるはずだ。

生ハム

そのままでも美味しい生ハムだが、トリュフオイルで味がより上品になる。黒胡椒とトリュフオイルをかけると絶品だ。もともと塩気はあるので、塩は控えよう。

アボカド

アボカドにトリュフオイルとマヨネーズを合わせると、ちょっとリッチな風味のアボカドディップになる。野菜スティックやチップス、パンなどに添えればホームパーティーにもぴったりだ。

豆腐

和の食品とも相性がよい。絹ごし豆腐にトリュフオイル数滴と塩をひとつまみふってみよう。岩塩など塩も少しだけよいものを使うのがおすすめだ。冷奴とはまた違う風味を楽しめる。

4. トリュフオイルを使ったおすすめレシピ

少し手の込んだ印象を与えてくれる、トリュフオイルを使った料理を紹介する。仕上げにかけるものがほとんどだ。

マッシュルームのリゾット

トリュフオイルはきのこ系とも相性がよい。米とにんにく・玉ねぎ・マッシュルームをバターで炒めてスープで煮たリゾットを作り、最後にトリュフオイルを数滴垂らそう。一気に、お店で食べるあの味になるはずだ。

カプレーゼ

薄切りのトマトとモッツァレラチーズを並べたおなじみの料理である。オリーブオイルをトリュフオイルに変えるだけで、いつもと違った味わいを楽しめる。

スクランブルエッグ

アスパラをトリュフオイルと塩でソテーし、その上に半熟のスクランブルエッグをのせてみよう。簡単なのに、見た目も味も高級感漂うひと皿が完成する。

魚のパスタ

淡泊な白身魚との相性も抜群である。にんにくと玉ねぎ・タラなどの魚の白身・ミニトマトでパスタを作り、仕上げにトリュフオイルをかえれば完成だ。サッと作れるうえ、この一品で大満足の夕飯になるだろう。

5. トリュフオイルの選び方

トリュフオイルはいろいろな種類が販売されている。自分に合うものをうまく見つけるためにも、次のポイントを覚えておこう。

「黒」か「白」か

お伝えしたように、トリュフオイルには黒と白がある。使いやすいのは黒だが、しっかりした香りがほしいときは白を選ぶのもおすすめだ。ただし白は採れる数が少なく、黒よりも高価である。また黒にはフランス産・イタリア産のほか中国産もある。中国産は安いものの香りが弱いので覚えておこう。

「生のトリュフ」か「香料」か

こちらもお伝えした通り、生のトリュフをオリーブオイル漬けにしたものと、トリュフ風味の香料を使ったものがある。前者は後者よりも高価だが、やはり本物のトリュフの風味が楽しめる。後者は香料を使ったものとはいえ、料理の仕上げなどに使うだけであれば十分だ。まずは香料タイプを使ってみて、物足りなければ生のトリュフを使ったものを買う、といったことでもよいだろう。なお、値段は高くなるが生のトリュフを使ったうえに香料が加えられているものもある。

6. おすすめのトリュフオイル3選

最後におすすめを紹介しよう。このほかにもたくさんのトリュフオイルが販売されているが、迷ったときの参考にしてほしい。

トリュフハンター「黒トリュフオイル 100ml」

黒トリュフの「粒」が入っているというやや珍しいトリュフオイルだ。黒にしては香りが強いので、ほんの数滴加えるだけで十分だろう。

イナウディ「白トリュフオイル 250ml」

こちらも、ボトルの底にトリュフの破片が見える。香りが強いため、黒トリュフでは物足りない方や、白トリュフが好きな方におすすめだ。

タルトゥフランゲ「黒(サマートリュフ)オイル 100ml」

黒トリュフというと一般的には「冬トリュフ」だが、こちらは6〜11月頃に収穫される黒トリュフを使っている。色も香りも控えめなので初めての方にいかがだろうか?

結論

1本常備しておくだけで、簡単な料理も豊かな風味に変身させてくれるのがトリュフオイルである。料理に時間をかけられない忙しいときにこそ活躍してくれるだろう。まずは小さめを1本手に入れて、いろいろな料理や食材との相性を試してみよう。

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  • 公開日:

    2017年10月11日

  • 更新日:

    2020年12月22日

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