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飲むだけじゃない!ビールを調味料使いする方法・料理別の使い方とは

飲むだけじゃない!ビールを調味料使いする方法・料理別の使い方とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月 9日

晩酌に欠かせないビール。飲み物としてはもちろん、調味料として使えることをご存知だろうか?ビールに含まれるある成分が、料理をより美味しく仕上げてくれるのだ。その秘密とレシピをお届けしよう。

  

1. 調味料としてのビール

晩酌のお供

仕事から帰ってきた後のお疲れビール。この1杯を楽しみに、日々頑張っている方も多くいるだろう。そんな皆さんの大好きな飲み物、ビール。確かに晩酌に欠かせない存在なのだが、実は調味料としても活用できることを知っているだろうか?「ビールを調理に使うなんてもったいない」そんな風に言われそうだが、侮るなかれ。1度作ると病みつきになる味ばかり。

お酒で煮込み文化

そもそもヨーロッパでは酒で肉を煮込むのは、とてもポピュラーな調理法。酒が肉特有の臭みなどを消してくれると古くから親しまれてきた。フランスやイタリアなど、ワインの名産地では、ワインが使われ、アイルランドやベルギーなど、ビールの名産地では、ビールがその煮込みに使われてきた。レストランではもちろん、家庭でも親しまれているようだ。

2. ビールが調味料として使える理由

ビール酵母のコク

ビールを調理に使うとなぜ、いいのか?その答えに関わるのが、ビール酵母。ビールを構成する重要な要素、ビール酵母には、多くのアミノ酸含まれている。アミノ酸はご存知の通り、旨味を感じる栄養素。すなわち、ビールを料理に使うことで料理にコクや旨味が加わるのだ。

炭酸の秘密

前述のビール酵母に加え、もう1つビールが料理に向いている理由がある。それがビールに含まれる炭酸。炭酸はフライやフリットの衣をサクサクに仕上げる効果がある。ビールで衣を作ると炭酸の気泡が衣に多くの空洞を生む。空気の通り穴が、上手にできるのだ。これがサクサクの秘訣。

アルコールの心配

とはいえ、アルコールなのでお酒の弱い人や子供には不向きなのでは?と思いがちだが、加熱することでアルコールは飛んでしまうので、お酒の弱い人でも大丈夫。漬物など、フレッシュな料理に使う場合は、注意しよう。

3. ビールを使った料理の数々

使うビールの種類

基本的には、どんなビールでも構わないのだが、主張の強いビールを使うと当然、料理も主張の強いビールの風味が残る。まずは、ポピュラーな日本のビールを使用して作ると失敗がなさそうだ。慣れてきたら、黒ビールを使用した煮込みやピルスナーでフリットなど、アレンジを楽しむこともできそうだ。

飲みながらに最適!フリット

ビールを使用したフリットは、とにかく簡単。残ったビールを飲みながら作れば、さらに美味しい。小麦粉大さじ3、片栗粉大さじ2、ビール50ml、衣はこれを混ぜるだけ。ささみや胸肉のそぎ切りでも美味しいし、ズッキーニやナス、マッシュルームなどもおすすめ。野菜や肉類には、強めに塩胡椒しておくといい。揚げ油もフライパン底から、2〜3cmあれば大丈夫。揚げたてにレモンを絞って、食べよう。

じっくり煮込む

ベルギーやアイルランドでは、牛肉を煮込む料理が有名。家庭であれば、お手頃な手羽先がおすすめ。手羽先8本をフライパンで焼き付け、ビール4/3カップ、砂糖大さじ1、醤油大さじ1を加え、煮込むだけ。焦げやすいので、水分が減ってきたら、フライパンを揺すりながらに詰めるといい。仕上げに七味やゴマをふりかけるとより美味しそうに見える。

結論

ビールを使った料理の数々、いかがだっただろう。しかも、どのレシピも使用量は、100mlほど。プシュッと開けたビール。調理に使う分を取り分けたら、あとは飲みながら作ることができるのだ。食事を作りながら飲むビールの美味しさに目覚めたら、これもまたやめられない。ぜひ、休日にトライしてみてほしい。
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  • 公開日:

    2017年10月28日

  • 更新日:

    2021年6月 9日

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