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ナポリタンは茹でて寝かせる??美味しくするコツも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年11月18日

いまや日本を代表する洋食のひとつであるナポリタン。日本の洋食や喫茶店の文化を象徴する一品でもある。パスタといえば、完全に茹でずにアルデンテで仕上げるのが美味しいと言われるが、ナポリタンの場合、茹でたパスタを寝かせて作るのがポイントなのである。

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1. ナポリタンの歴史

ナポリタンは横浜にある「ホテルニューグランド」が発祥の地だと言われている。ホテルニューグランドは、1927年(昭和2年)にオープンしたのだが、戦後、ダグラス・マッカーサー率いる進駐軍に接収された。スパゲティに大量のケチャップをからめて食べる兵士たちを、当時総料理長だった入江茂忠が見かねて、生のトマトや玉ねぎ、にんにくなどを炒めたトマトソースを作ったという。

このホテルニューグランドのトマトソースは、戦後誕生したのであるが、ケチャップをパスタにからめて食べるナポリタンは、既に戦前あったと文献などから考えられている。ただ、パスタを茹でてから寝かせる方法や洗練されたソースを使ったナポリタンは、ホテルニューグランドが編み出したものである。そのため日本の洋食としてのナポリタンの紀元は、ホテルニューグランドにあると言われている。

また、日本のナポリタンとは別に、イタリアのナポリでは17~18世紀には、既にトマトソースをパスタにからめて食べるスパゲッティ・ナポリテーヌがあった。

入江氏が作るナポリタンは、麺を茹でてから寝かせるというところが、諸外国や戦前日本で食べられていたパスタとは、最も違うところである。

2. ナポリタンのパスタは茹でてから寝かせる?

ホテルニューグランドで誕生したナポリタンは、ヨーロッパなど諸外国のパスタと決定的に違っていることがある。それは、茹でたパスタを寝かせるという方法である。実は、パスタをアルデンテに茹でるというのは、日本にデュラムセモリナ粉のパスタが輸入されるようになってからのことで、それまでアルデンテのパスタは日本人にとってなじみがなかった。。ホテルニューグランドの入江氏は、日本人の口に合うように、パスタを茹でてから5~6時間寝かせ、さらに湯通しして麺を柔らかく仕上げてからトマトソースに絡めたのである。

野菜がたくさん入ったトマトソースに茹でてから寝かせたパスタを絡めたナポリタン。ホテルニューグランドの発祥のナポリタンは、後に日本の洋食として各地に広まっていく。その中で、喫茶店の定番料理になるナポリタンは、トマトソースではなく、ケチャップが使われるようになった。また、パスタを焼いて香ばしさを出すというのも喫茶店文化の中で育まれたナポリタンの特徴だ。

3. ナポリタンを美味しく作るコツ

ナポリタンを美味しく作るには、いくつかコツがある。まず、パスタを茹でてから寝かせるのであるが、これはパスタのでんぷんに十分水分を含ませて、もちもちした食感に仕上げるためである。この食感こそがナポリタンの真髄だ。アルデンテには茹でない。
袋に書いてある時間通りに、もしくは1分過ぎるくらいまで茹でる。パスタは、1.6mmのものが、このもちもち食感を引き出すのにぴったりだ。茹でてから流水でしめ、水気を切って冷蔵庫へ。3時間以上寝かせる。お好みで一晩おいても良い。
麺は、ソースを絡ませる前にフライパンで焼きそばのように炒める。この時、表面の水分が飛ぶので、外側はパリッと、中はもっちりとした食感に仕上がるのである。小麦にしっかりと火が通り、香ばしい香りが立ち上る。

ソースは野菜とケチャップを煮込んで仕上げるが、ケチャップにはウスターソースを隠し味に入れると、味に深みが増す。ウスターソースは、野菜の風味とスパイスが効いているからだ。ケチャップも2種類以上ブレンドすると、異なるスパイスが混じり合って、さらにジューシーな味わいになる。


また、ケチャップには水分がたくさん含まれている。家庭のコンロの火力では、野菜にケチャップをかけて炒めると、余分な水分が残ってべちゃっとしてしまう。いきなり野菜に絡めずに、野菜を隅に寄せて水分を飛ばすようにしよう。

結論

簡単に作れて、野菜もたっぷり食べることができるナポリタン。家庭で作る時は、茹で上がった麺にサラダオイルを絡め、粗熱が取れたら冷蔵庫で寝かせる。この一手間でナポリタンがさらに美味しくなる。

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