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まずはおさえておきたい【さくらんぼ】の種類と選び方 基本編

まずはおさえておきたい【さくらんぼ】の種類と選び方 基本編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月16日

毎年初夏を迎えると、店頭に並ぶさくらんぼたち。赤くてつややかな光沢を放つ一粒一粒は、愛くるしい見た目もあいまって、まさに食す宝石とも言えるほど魅力的だ。雨に弱く栽培に手間がかかるゆえ産地が限られ、少々高価なことからも、口に含んだとたん広がる甘酸っぱいさわやかな味は、初夏から夏にかけての貴重なお楽しみ。一大産地の山形まで出掛ける、さくらんぼ狩りツアーの人気も高い。

  
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種類

さくらんぼといえば誰もが知っている「佐藤錦」。海外での知名度も高いこの人気.品種のほか、実は多彩な品種がある。さくらんぼの別名は「桜桃おうとう」で、桜の果実。日本で主に栽培されるのは甘果桜桃セイヨウミザクラが主流だ。旬を迎える初夏はちょうど梅雨の季節で、雨に濡れ果実が割れやすくなるため、ハウスでの栽培が中心となっている。主な品種別に形や色などのルックス、味の特徴などを紹介しよう。

◇佐藤錦 さとうにしき...言わずと知れた日本のさくらんぼの代表選手。ナポレオンと黄玉を交雑し誕生したのは、なんと大正時代。1928昭和年に、育成した佐藤栄助氏の名にちなみ命名された。一世紀近くたった現在でも、ジューシーなおいしさと保存性の高さで新品種の追随を許さない国内トップブランド。果皮の色合いは、紅色の肌に黄色をひと捌けしたような艶やかさ。糖度18度以上を誇り酸味が少なく食味良好。

◇高砂 たかさご...明治時代にアメリカからやってきた米名はロックポートピガロー、甘味と酸味のバランスが良好なロングセラー品種。外皮の色が鮮やかな紅色で、種が大きいのが特徴。収穫時期は5月下旬から月上旬と比較的早く、山梨県で多く栽培される。

◇ナポレオン...ヨーロッパ原産の古い品種で明治期に日本へ。果実は大きめでハート型。甘味、酸味ともに強く、果肉は白色でやや固めなことから、長い間、缶詰用とされてきた。

◇紅秀峰 べにしゅうほう...近年人気上昇中の品種で収穫期はやや遅め。外皮は赤くきれいに色づき、カリッ、プリッとした果肉の独特の食感も特徴的。糖度20度になるほど甘味が濃厚で、果汁たっぷり。結実が良く豊産性。

◇アメリカンチェリー...5~7月にかけてアメリカから輸入される甘果桜桃の総称。国産品よりひとまわり大ぶりで外皮も果肉も深紅色。時にダークチェリーとも呼ばれ、甘味が強い。

◇月山錦...中国で育成され日本へ来た外皮が黄色の品種。アメリカンチェリーと比較しても果実が大きく、果肉は白色。甘味は濃厚でスーパーなどに並ぶことは滅多にない、幻の品種。
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産地と選び方

《主な産地》
寒冷地に適すさくらんぼの生産は国内ではそのほとんどが山形県で行われ、実にシェアのと他県を圧倒している。中でも生産量日本一といわれる山形県東根市は佐藤錦発祥の地でもある果実王国で、駅名も「さくらんぼ東根駅」と命名するほどの一大産地。露地もののさくらんぼ狩りも月から月上旬まで楽しめる。
山形県に次いで北海道が多く、さらに続く山梨県は、温暖差のある地形を活かし首都圏から日帰りできる観光農園も多い。

《選び方》
美味しいさくらんぼの選び方のポイントとして、果実や色合い、軸をしっかりチェックしよう。軸が新鮮な緑色でしっかりしていてシャキッとしているもの。皮に張りがあり、光沢があって黒ずみがないものが状態良く美味しくいただける。低温に弱いので購入後の保存は、冷蔵庫の野菜室で。収穫後日はフレッシュさを保っている。
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さくらんぼ狩り収穫のコツ

家族と一緒に行くさくらんぼ狩りは、妻も子供たちも大喜びする初夏の行楽だ。採れたてのさくらんぼはフレッシュで、ひときわジューシーさと甘さを感じられるだろう。様々な品種を栽培する観光農園も多く、微妙に味や食感が異なる各品種を食べ比べ、お気に入りを探すマニアックな楽しみ方もできる。ここでは甘くて美味しい果実を採るコツを紹介しておこう。

◇服装
さくらんぼは高い樹上にぼんぼり状になっているため、背伸びしたり、梯子に登ったりすることも頻発。家族全員、軽快で動きやすい服装で出掛けたい。

◇選び方
基本的にはどれを採っても美味しい状態で開放されている農園のさくらんぼだが、やはり自分の目で選び抜いて収穫したいもの。果実の大きさ、色合い、軸の太さなどを見極め、これぞと狙いを定めたい。木の高いところにある方が太陽光を多く浴び甘味が多いので、子供のために採ってあげると一挙に株もあがるはずだ。

◇採り方
果実を軽くつまんでくるりと回せば軸から採れるので、そのまま口に入れて味わおう。実は、さくらんぼの軸の根元には、来年実をつける芽がすでに出ている。軸の根元から折って採ると、新芽を傷つけることにも繋がるので注意したい。

結論

キュートで甘酸っぱいさくらんぼは、小さいけれど美味しくて栄養価も高い果実。妊娠中の女性に必要とされる葉酸や、虫歯になりにくい甘味成分ソルビトールも多く含まれるので、妻や子供にぜひ食べさせたい果物といえるだろう。可愛い果実は写真映えもするので、旬の時期は子供の写真撮影も兼ねて、ファミリー全員で大いに楽しみたい。
  • 公開日:

    2017年11月 4日

  • 更新日:

    2021年6月16日

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