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風邪封じ?開運?冬至に柚子風呂に入ってカボチャを食べる理由

風邪封じ?開運?冬至に柚子風呂に入ってカボチャを食べる理由

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月16日

今年も終わりに近づき、12月22日は一年の中で最も昼が短い日「冬至」を迎える。昔からこの日は、柚子風呂に入って、カボチャなどを食べる風習があるが、このしきたり、じつに理にかなっているのだ。風邪予防や開運にもつながる季節の風物詩を楽しみたい。

  

1. 香り高い柚子風呂につかって風邪予防

一年を24に分けた暦「二十四節気」の一つ「冬至」は、一年で最も夜が長く、昼が短くなる日。「冬至、冬中、冬はじめ」ということわざがあるように、本当の冬の厳しさはこれから始まるといわれてきた。そんな冬至には昔から様々な風習があり、現在も残っているものが多い。中でも「柚子風呂」は、この時期旬を迎える柚子を風呂に入れて入浴するのだが、もともと禊ぎや祓いの意味があったらしい。香りの強さが邪気を払うといわれていたが、じっくり入浴することで体が温まり、血行促進、冷えの緩和、ひいては風邪の予防に絶好なのだ。年末の慌ただしい中、しばし香り高い湯船につかってリラックスして、英気を養ってみてはいかがだろうか。

2. 一陽来復!「ん」のつくものを食べて開運

また、冬至は、この日を境に一日一日と昼が長くなることから、「一陽来復」ともいわれる。これから陽気が兆していくことに運気の上昇を重ね、「ん(運)」のつくもの--「カボチャ(ナンキン)」が食べられてきた。このカボチャ、実際の旬は5~9月頃なのだが、貯蔵がきくことから昔から冬場の貴重なビタミン源に。β-カロテン、ビタミンE・Cが豊富で、血液の循環を良くし、胃腸を強め、疲れや風邪防止に効果的といえる。さらにビタミンB1、鉄分、食物繊維豊富な小豆とカボチャを一緒に煮る「いとこ煮」、体内の大掃除をするコンニャクなども、冬至に食されてきた健康食だ。開運のベースは何といっても健康。今年の冬至は昔のしきたりにならってカボチャ料理を囲み、家族みんなの無病息災を願いたい。
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  • 公開日:

    2017年12月18日

  • 更新日:

    2021年6月16日

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