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知っておくと便利!乾麺と生麺の使い分け

知っておくと便利!乾麺と生麺の使い分け

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月17日

うどん、そば、パスタ、ラーメンなどの麺類は、大人も子どもも大好きな料理だ。麺類には主に乾麺と生麺の2種類があるが、乾麺と生麺の違いや正しい使い分け方をご存知だろうか。今回は、乾麺と生麺の違いについて知り、賢く使い分けをする方法についてお伝えしよう。

  

1. 乾麺と生麺の基本的な違い

乾麺と生麺の大きな違いは、「食感」「保存性」「茹で時間」にある。
  • 食感...一般的には生麺の方がコシや香りがあり、そばなどの場合はお店の味に近いことが多い。ただし乾麺と一口に言っても、「稲庭うどん」や「そば粉10割」「そば粉8割」など、原材料や製法によっては、乾麺でもコシや香りが豊かなものもある。
  • 保存性...乾麺は水分を飛ばして包装しているため添加物などは使われていない場合が多いが、生麺よりも保存性が高く、常温で1年以上保存できるものも多い。それに対して生麺は、添加物が入っているものもあるが、賞味期限が数日間~1ヶ月程度と比較的短いものが多い。自宅などにストックする場合や、子育て中などで添加物を気にする場合には、生麺よりも乾麺の方が向いているかもしれない。
  • 茹で時間...一般的には生麺は茹で時間が短く、乾麺は茹で時間が長い。例えば通常のスパゲティで比べると、生麺なら1~4分、乾麺なら7~9分ほどだ。急いでいる時や忙しい時には、生麺の方が重宝する。商品によっても異なるので、気になる方は購入する際に確認するようにしよう。またパスタなどの場合は、麺の太さによっても茹で時間が異なるので「忙しくても乾麺が食べたい」という時には、細い麺を選ぶようにするのもおすすめだ。
ちなみに、生麺と乾麺の栄養価については、ほとんど違いはない。100gあたりの栄養価で比べると、カロリーや成分などに違いがあるように見えるが、1食あたりの栄養価で比べるとほとんど同じだ。

2. 生麺と乾麺の使い分け

夏の暑い時期や子育て中の忙しい時などには、「できるだけ料理する時間を減らしたい」と思うこともあるだろう。そんな時には、麺類一皿で満足できるようなメニューを考えるのもひとつの方法だ。
  • 野菜たっぷりパスタ...乾麺を茹でる鍋で、にんじん・ズッキーニ・ブロッコリーなどの野菜も一緒に茹でてしまう方法だ。茹で上がった後にザルに上げて、塩・オリーブオイルなどで和えるだけで完成する。お好みで、ツナやハムなどを加えたり、ハーブ類で調味したりするのもよく合う。乾麺は茹でるのに時間がかかるが、その茹で時間を活かして野菜も一緒に調理すれば、お鍋ひとつで簡単にパスタが出来上がる。
  • カレーうどん...カレーをたくさん作った時には、カレーうどんにするのもおすすめだ。カレーは鍋か電子レンジなどで温めておこう。茹で時間の早い生麺を使うと、簡単に仕上げることが出来る。茹で上がった麺に熱々のカレーをかければ、あっという間にカレーうどんの完成だ。
スーパーに行くと、色々な種類のパスタソースが売られているので、事前に好みのものを購入しておくのも、忙しい家庭にはおすすめだ。真空パック入りなど賞味期限の長いものもたくさんあるので、乾麺と一緒にストックしておけば、いざという時にもすぐに一皿が作れてとても重宝する。

3. 生麺と乾麺を組み合わせた「半生麺」

生麺と乾麺のほかに、半生麺というものもある。商品数は少ないが、試してみる価値はありそうだ。
  • 半生麺...生麺と乾麺の欠点を補うように開発されたものだ。麺のコシは残しつつ、保存性は生麺よりも高く、茹で時間は乾麺よりも短い。うどんなどの場合には、小麦粉に水と塩を加えて製麺し、乾麺よりも水分を多く残した状態で仕上げたもののことを指す。

結論

生麺と乾麺には、食感・保存性・茹で時間に大きな違いがあることが分かった。みんなが大好きな麺をもっと美味しく食べるために、ぜひ状況に応じて使い分けてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2018年1月 6日

  • 更新日:

    2021年6月17日

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