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ラー油の簡単な作り方を紹介!辛さの調節や自己流アレンジを楽しもう

ラー油の簡単な作り方を紹介!辛さの調節や自己流アレンジを楽しもう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2020年10月15日

ラー油といえば餃子には欠かせない調味料だ。その辛味はシンプルだがパンチが利いている。そんなラー油は、実は簡単に手作りできるのをご存知だろうか?自分で作れば、辛さの調節はもとよりアレンジも自由自在だ。今回は、ラー油の基本を解説しながら自家製ラー油の作り方を紹介する。ぜひチャレンジしてみよう。

  

1. ラー油とは?作り方の前に基本を学ぼう

せっかく作り方を覚えるのだから、ラー油についても詳しくなっておこう。

ラー油とは?

ラー油は漢字で書くと「辣油」だ。辣とは、中国語で熱をともなう辛さのことを指す。四川料理の調味料として知られているラー油も、今では日本でも馴染みの深い調味料となった。常備しているというご家庭も多いのではないだろうか?

ベースは油と唐辛子

作り方を説明する項目でもお伝えするが、ラー油の基本的な材料は油と唐辛子だ。これをベースに香辛料を調合して作られる。油に唐辛子の色と辛味成分、香辛料の成分をうつしたものがラー油というわけだ。ちなみに、あの赤い色は唐辛子の色だが、販売されているものの中には着色料で色をつけたものもある。

中国のラー油は具だくさん

中国では元来、具材のたっぷり入ったラー油がポピュラーである。料理店などでも、焦げた唐辛子や薬味が沈殿したラー油が提供される。その具材、たとえば香辛料やネギなども一緒に食べるのが一般的だ。油成分だけのラー油よりも香り高く、刺激的な辛さであることが多い。現在では、日本でも具材の入ったラー油をよく見かけるようになった。

以上がラー油に関する基礎知識だ。次章以降、作り方について説明していく。

2. ラー油の作り方!まずは材料選びから

ラー油の作り方を解説する。まずは材料選びから見ていこう。油・唐辛子・香辛料に分けて解説するので参考にしてほしい。

油の選び方

自家製ラー油は材料を一から選べるのがよい。まずはベースとなる油だが、太白ごま油や菜種油、サラダ油など植物油を使うのが一般的だ。ごまの風味を残したいときは、最後に加えると香りを保つことができる。加熱すると香りが飛んでしまうので気をつけよう。

唐辛子の選び方

油と同じくラー油の基本となる唐辛子は、丸ごと使うか輪切りにするか、粉唐辛子にするかミックスするかなどで味わいがガラリと変わる。一般的に、唐辛子丸ごと使うと刺激の強い辛味になり、粉唐辛子を使うとまろやか辛味になる。

香辛料の選び方

香辛料の中でもおすすめなのは八角・桂皮・陳皮・花椒だ。ネギや生姜、ゴマなどもコクが加わり美味しい。シンプルな作り方をするときはあまり入れないようにし、具材たっぷりな作り方をするときはミックスして使うとよい。

3. ラー油の簡単な作り方

材料がそろったところで、いよいよラー油の作り方を紹介する。今回は、太白ごま油と唐辛子、八角と桂皮、陳皮と花椒、そして、みじん切りにしたネギと生姜を使用する。

ラー油の作り方

まずはフライパンに200mlの太白ごま油と、半分にちぎった唐辛子を5g入れて中火にかける。続いて八角・桂皮・陳皮・花椒・ネギ・生姜をお好みの量入れて、ゆっくりと混ぜながら油に香りを移していく。具材は焦げる寸前で取り出そう。この油を粉唐辛子30gにジュッと回しかければ、自家製ラー油の完成だ。作り方は難しくないので、何度か繰り返せば手際もよくなるだろう。完成したラー油は、煮沸消毒した清潔な瓶に入れて保存しよう。

4. ラー油の作り方を覚えてアレンジを楽しもう

お伝えしたように、ラー油の作り方は簡単だ。材料選びさえ済んでしまえば、あとは紹介した手順で手軽に作れる。辛さを調節するなど、作り方を覚えてぜひアレンジを楽しんでほしい。

餃子や鍋に使う

自家製のラー油は驚くほどに香りが豊かだ。作ったその日よりも、次の日の方が全体の味が馴染んで美味しい。もちろん普通のラー油と同じように使えるので、まずは餃子や鍋物に使って味を確かめてみよう。油成分だけでなく、ぜひ具材も一緒に食べることをおすすめする。麻婆豆腐の仕上げにもぴったりだ。

和え麺に使う

和え麺に使っても非常に美味である。中華麺を表記通りに茹でてザルにあげ、水を切っておく。普通のごま油を全体に回しかけ、くっつかないようにしておこう。続いてボウルに、具材をたっぷりすくい上げたラー油を入れて麺を和える。仕上げに醤油をまわしかけ、ネギやパクチーなどを飾れば完成だ。

一例だが、作り方さえ覚えてしまえばこうしたアレンジを楽しめる。とくに和え麺は病みつきになる味なので、ぜひトライしてみてほしい。

結論

ラー油は、現在では市販品でもいろいろな種類がある。スーパーで見かけたらぜひ、原材料をチェックしてみよう。自家製ラー油を作る際のヒントになるかもしれない。作り方を覚えたらアレンジを繰り返してみて、自分好みのラー油を考案してみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2018年1月29日

  • 更新日:

    2020年10月15日

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