1. 家でも使いやすいたい焼き器

なにはともあれ、たい焼きを作るなら、まず必要になるのがたい焼き器。これがないとはじまらない。お店のような本格仕様はちょっと難しいが、家でも使いやすそうなたい焼き器もある。
鉄器のたい焼き器
お店で使っているものに近いのがこちら。たい焼きの型が施された鉄の板版に取っ手がついたもの。一度に2つのたい焼きが焼けるコンパクトな大きさなので、扱いやすい。肉厚の鉄器のおかげで、じっくりと火を通すことができる。皮はパリッと、たい焼きらしい見た目に焼き上げることができる。
フッ素樹脂加工のたい焼き器
上記と形状は似ているが、アルミニウム合金などにフッ素樹脂加工を施したもの。生地がくっつくのを防いでくれるので、初心者でも上手に焼くことができる。
ホットプレート型たい焼き器
これがいちばん手軽。ホットプレートのたい焼き版だ。難しいことは一切なし、火も使わないのでこどもと一緒に楽しく作ることができる。パリッというよりはフワッとした生地に仕上がる。
2. たい焼き器の使い方・お手入れ方法

それぞれのたい焼き器の使い方とお手入れ方法を紹介する。お店で使っているものに比べたら、扱いも簡単だ。
鉄器のたい焼き器
いちばん本格的なこちらは、使い方もちょっとだけ注意が必要だ。
- 焼く時のコツ
たい焼き器を中火にかけ、たい焼き器に水滴を落として3秒程で蒸発するくらいまで温める。温まったら薄く油をひく。 - お手入れのコツ
洗剤はなるべく使わずに温水で、たわしや、ささらで汚れを落とす。そうすると次回使う時に油なじみがよくなり焦げ付きにくくなる。きちんとお手入れすれば一生使えるのも鉄器の魅力だ。
フッ素樹脂加工のたい焼き器
形は本格的だが、素材のおかげで失敗が少なく済みそうなのがフッ素樹脂加工のたい焼き器だ。
- 焼く時のコツ
焦げつく心配がないため、それほど気をつけなくても大丈夫。中火で温めたら薄く油をひいておこう。 - お手入れのコツ
使用後は液体洗剤とスポンジで洗い、よく乾かすこと。フッ素樹脂加工が剥がれてしまわないよう、硬いものでこすったりすることは避けよう。
ホットプレート型たい焼き器
焼く時もお手入れも、これがいちばん楽だ。
- 焼く時のコツ
温度調整は自動。ちょうど良い温度になったらランプの色が切り替わるものが多い。油は薄くひくのがベストだが、なくてもOK。生地と餡を流したらフタを閉じて3分待つだけだ。 - お手入れのコツ
水洗いの必要なし。電源プラグをコンセントから抜き十分冷めたら、濡れ布巾などで汚れを拭き取り、その後乾いたキッチンペーパーなどで乾拭きをする。
3. たい焼きの作り方

たい焼き器を手に入れたら、さっそくたい焼きを作ってみよう。薄皮にあんこたっぷりのたい焼きのレシピを紹介する。
材料
薄力粉 150g
重曹 3g
ベーキングパウダー 3g
砂糖 15g
牛乳 75g
塩 ひとつまみ
水 75g
卵 1個
サラダ油 小さじ1
あんこ 300g
重曹 3g
ベーキングパウダー 3g
砂糖 15g
牛乳 75g
塩 ひとつまみ
水 75g
卵 1個
サラダ油 小さじ1
あんこ 300g
手順
① 薄力粉、重曹、ベーキングパウダーを合わせてふるう。
② 卵を溶いて、水・牛乳・砂糖・塩を入れて泡だて器で混ぜる。
③ ①の粉類に②を少しずつ加えながら泡だて器で混ぜ、サラダ油を加えて軽く混ぜる。ラップをして冷蔵庫で30分程寝かせる。
④ たい焼き器を材質に合わせた方法で熱し、適温になったら片面に生地を薄く流す。
⑤ ④の生地が固まったらひっくり返し、もう一方の面にも生地を流し、あんこを入れてその上に生地をかける。
(ホットプレート型のたい焼き器の場合は上下ひっくり返せないので、下の面の型に生地、あんこ、生地の順に流す)
⑥ そのままフタをして焼き、両面にこんがりと焼き色が付くまで焼く。
生地はホットケーキミックスで代用することができる。気軽に作りたいときは活用してみよう。
② 卵を溶いて、水・牛乳・砂糖・塩を入れて泡だて器で混ぜる。
③ ①の粉類に②を少しずつ加えながら泡だて器で混ぜ、サラダ油を加えて軽く混ぜる。ラップをして冷蔵庫で30分程寝かせる。
④ たい焼き器を材質に合わせた方法で熱し、適温になったら片面に生地を薄く流す。
⑤ ④の生地が固まったらひっくり返し、もう一方の面にも生地を流し、あんこを入れてその上に生地をかける。
(ホットプレート型のたい焼き器の場合は上下ひっくり返せないので、下の面の型に生地、あんこ、生地の順に流す)
⑥ そのままフタをして焼き、両面にこんがりと焼き色が付くまで焼く。
生地はホットケーキミックスで代用することができる。気軽に作りたいときは活用してみよう。
結論
たい焼きを作ってみると、とてもシンプルな食べ物なのだと気がつく。家でもあの味を食べたい!という人は、お好みのたい焼き器を手に入れてぜひ作ってみよう。
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