1. 実えんどうのおいしさを味わう

えんどう豆は、完全に豆が熟したものを収穫する「えんどう豆」と、まだ若いがある程度膨らんでいる柔らかい豆を収穫する「グリーンピース」、若採りしてさやごと食べる「さやえんどう」や「絹さや」がある。つまり実を取り出して食べる「実えんどう」と、さやごと食べる「さやえんどう」に大きく分類できるのだ。
うすいえんどうはグリーンピースと同じように、豆がある程度膨らんでいる若いさやを収穫し、さやから出した豆を食べるもの。さやも豆もグリーンピースよりも色がやや薄く、青臭さが少ないので、より爽やかで優しい味わいが楽しめる。
うすいえんどうはグリーンピースと同じように、豆がある程度膨らんでいる若いさやを収穫し、さやから出した豆を食べるもの。さやも豆もグリーンピースよりも色がやや薄く、青臭さが少ないので、より爽やかで優しい味わいが楽しめる。
2. 青豆ご飯は春から初夏にかけての風物詩

うすいえんどうの産地は和歌山県のシェアが最も多い。名の由来は、明治時代にアメリカから入った実えんどうを、大阪府羽曳野市碓井(おおさかふ はびきのし うすい)で、栽培したことから。その後、和歌山で品種改良して現在のうすいえんどうができた。
暑さに弱いため、収穫は初夏までに限られるうすいえんどう。春から初夏にかけての旬の時期には関西地区に出回り、多くの家で青豆ご飯を炊いて食べると聞く。関東地方では、グリーンピースで作るのが一般的だが、グリーンピースよりも皮が柔らかく食べ易いので、炊き込みご飯にはぴったりである。ただし残念なことに、関東にはあまり出回って来ない。
豆ご飯のレシピは以下の通り。
暑さに弱いため、収穫は初夏までに限られるうすいえんどう。春から初夏にかけての旬の時期には関西地区に出回り、多くの家で青豆ご飯を炊いて食べると聞く。関東地方では、グリーンピースで作るのが一般的だが、グリーンピースよりも皮が柔らかく食べ易いので、炊き込みご飯にはぴったりである。ただし残念なことに、関東にはあまり出回って来ない。
豆ご飯のレシピは以下の通り。
- 米2合に酒大さじ1、塩小さじ1を入れて炊く。
- 炊飯器から湯気が出るくらい(炊飯時間が残り約20分)になったら、炊飯器の蓋を開けてうすいえんどうの豆100gを加えて炊く。
- 炊き上がったら10分ほど蒸らす。
- 豆と一緒にさやも入れて炊き、食べる前にさやだけ取り出すと、より風味が増す。このほか、彩りも美しい卵とじやかき揚げなども絶品だ。
結論
うすいえんどうは関西では一般的な優しい味の豆。もし見つけたら、青豆ご飯にして食べてみよう。春の香りがキッチンいっぱいに広がること請け合いだ。
選ぶときは、全体にふっくらとして中の豆が十分に成長したものを選ぶと良い。さやの色がみずみずしい緑のものが新鮮で、白っぽいものは風味が落ちているので気をつけたい。また乾燥に弱く、放置すると表面から水分がなくなるので、さやのままビニール袋などに入れて野菜庫の野菜室に入れ、2~3日で食べきってほしい。
選ぶときは、全体にふっくらとして中の豆が十分に成長したものを選ぶと良い。さやの色がみずみずしい緑のものが新鮮で、白っぽいものは風味が落ちているので気をつけたい。また乾燥に弱く、放置すると表面から水分がなくなるので、さやのままビニール袋などに入れて野菜庫の野菜室に入れ、2~3日で食べきってほしい。