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煮込み料理の救世主!スジ肉、スネ肉活用法

煮込み料理の救世主!スジ肉、スネ肉活用法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2018年10月 9日

スジ肉やスネ肉というと硬くて、美味しくない、そんな印象を持つ人も少なくない。しかし、スジ肉やスネ肉は、肉そのものはもちろん、とにかく出汁の出る美味しい食べ物。適切に処理をすれば、まるでプロの味にもなりうる。上手なスジ肉、スネ肉の取り扱い方をマスターしよう。

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1. スジ肉とスネ肉

スジ肉はどんな肉?

スジ肉は、アキレス腱の部位、または腱がついた肉のことを指す。そのほか、横隔膜の一部も肉質が似ていることから、スジ肉として扱われていることが多い。牛スジ、というと聞き覚えがあるという人が多いかもしれない。スジ肉はじっくりと長時間煮込むことで、臭みが消え、柔らかくなる。さらに出汁が出るのも特徴。東日本に比べ、西日本での方がポピュラーで、おでんの具の定番としても知られている。

スネ肉はどんな肉?

スネ肉とは、ふくらはぎの部分の肉で、一般的に運動量が多く、脂肪が少ない部位。前足のスネを前スネ、後ろ足のスネを友スネと呼ぶ。こちらもじっくりと煮込むことで旨味が出るのが特徴。ゼラチン質のコラーゲンが豊富で、よく煮込むと口あたりがよく、とろけるような味わい。スジ肉と異なり、ブロック状で売られていることも多い。牛スネが一般的だが、豚のスネ肉も地域によっては売られている。

選ぶコツ

似ているようで異なるスジ肉とスネ肉。サーロインやロースなどと比べるとマイナーな部位だからこそ、信頼できるお店で入手するのがベスト。ちなみにサーロインやロースなど、他の部位も肉質が良くないものは、臭みが出たり、肉質が固すぎる可能性があるので、できれば和牛など、そもそも肉質が良いものを選ぶのが得策。冷凍や解凍品を避け、新鮮な肉を使うとアクが出にくく、下処理も楽チン。

2. 牛すじ煮込みのコツ

必須の下ゆで

まずは、下ゆでをして余分な臭みを落とすことが重要。さっと水で洗い、血などがついていたら、優しく流水で洗い流しておく。お湯を沸かして、スジ肉を入れ、再沸騰したら、すぐザルにあげる。ぬるま湯でアクを洗い流す。この工程を2回繰り返す。ちなみに新鮮であればあるほど、臭みやアクは少ない。

スープ作り

次に鍋にたっぷりの水を用意する。下ゆでした牛すじ、酒、生姜やネギなどの香味野菜を入れ、1時間半ほど、柔らかくなるまで煮る。この時出来上がったスープは、美味しさが詰まっているので、捨てないように。

定番の煮込み

粗熱が取れた牛すじを一口大に切り、手でちぎったこんにゃくと圧力鍋に入れ、調味料を入れ、茹で汁をひたひたまで投入。弱火でコトコト煮るだけ。圧力鍋を使うと時間短縮が可能。基本的には、醤油、酒、砂糖を同等に入れるのが基本で、あとは味噌を足したり、出汁を加えたり、アレンジ自在。

牛すじカレー

牛すじカレーも煮込み時間がポイント。よく炒めた玉ねぎに一口大に切った牛すじを入れ、ざっと炒める。茹で汁を加えて、弱火でほろほろになるまでコトコト煮る。人参やジャガイモなど、ほかの具材を入れてもいいだろう。具材が柔らかくなったら、火を止め市販のルーを入れ、再び火をつけ、とろみがつくまで弱火で煮込めばできあがり。

3. 牛スネ煮込みのコツ

軽めの下ゆで

スジ肉に比べるとアクが少ない分、さっと1〜2分茹でこぼすだけ、と下ゆでは簡単。またシチューなどにする場合は、下ゆでは必要なく、焼きつけるだけで大丈夫。

味付けで味わい深く

スネ肉もスジ肉同様、じっくり煮込むことで味わいが深くなる。このスネ肉を使った有名なフランス料理がある。「ブフ・ブルギニョン」だ。これは、もともと、フランス・ブルゴーニュ地方の家庭料理で、筋が固くて食べられないような牛肉を残り物の赤ワインで煮たことから、生まれた料理だと言われている。とにかくたくさんワインを使うことで、コクが深まり、独特の臭みを旨味に変えるのだ。驚くことにワインを2本分使うレシピもある。

結論

スジ肉やスネ肉は、ブランド牛のものであっても、メインの部位よりかなり安価。美味しいものを手に入れて、ゆっくり時間をかけて調理しよう。冬の週末料理にもぴったりだ。
  

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