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正しい飲み方知ってる?沖縄では泡盛は●●割りが正解!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2018年9月21日

沖縄を代表するお酒“泡盛”。沖縄を訪れたことのある人なら、一度は飲んだことがあるだろう。沖縄土産としても人気の泡盛だが、沖縄県民とそれ以外の人では飲み方に違いがある。そこで今回は、泡盛の楽しみ方やローカル的な飲み方など、泡盛についての料理小話をお届けする。

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1. 泡盛ってどんなお酒?

泡盛の歴史

まずは泡盛の歴史を紐解いてみよう。酒の蒸留技術は、14世紀後半~15世紀ころ沖縄に伝えられたと言われている。伝来方法には諸説あり、タイのラオロンという酒と酷似していたことからタイから伝来したという説や、マラッカの酒を輸入していた歴史から東南アジアを通って伝わったという説。さらに、福建を中心とする中国西南エリアにも米を原料とするお酒が作られていたことと泡によって酒の品質を見極めていたことから福建から伝来したという説などがある。歴史記録に泡盛が登場するのは1575年の薩摩の島津家に残る記録だ。この記録によると、1515年に琉球(沖縄)と薩摩藩が交流する際に泡盛が贈られた。しかし、この時に酒が贈られたことは事実だが、それが本当に泡盛を指すものかどうかは確認されていない。事実であれば600年、事実でなくとも500年以上前に泡盛は誕生しており、日本最古の蒸留酒であると考えられている。

泡盛と焼酎の違い

泡盛は酒税法の分類上"単式蒸留焼酎"であり、焼酎の仲間となる。では、泡盛と焼酎の違いは何だろう?一番大きな違いは原料にある。焼酎は米や麦を主な原料とする。泡盛も米を原料とする点は同じだが、タイ米を使用している。地産地消の波に乗り沖縄県産の米が使われる商品もあるが、泡盛にはタイ米の性質が合うため、ほとんどはタイ米を原料としている。また、泡盛には熱帯地域の気候に強い黒麹菌が使われるが、焼酎に使われるのは白麹菌である。生産の工程にも違いがあり、二次仕込みの必要な焼酎に比べ、泡盛は全ての米を麹とするため二次仕込みがない。このように異なるポイントは多いが、泡盛は基本的には焼酎の一種であり、製法の違いにより別分類されているのだ。

2. ロック?水割り?泡盛の飲み方

蒸留酒である泡盛は、様々な飲み方で楽しむことができる。ここでは、スタンダード編とアレンジ編に分けて泡盛の飲み方を紹介する。

泡盛の飲み方〜スタンダード編

  • オン・ザ・ロック
    ロックグラスに大きめの氷を入れてグラスの半分まで泡盛を注ぎ、軽く混ぜる。泡盛の味と香りを存分に楽しみたい人にオススメ。ライムを絞るとより一層味わいが引き立つ。
  • 水割り
    グラスいっぱいに氷を入れて軽く混ぜ、泡盛を注ぐ。水を注ぎ、軽く混ぜる。泡盛と水の割合は、泡盛のアルコール度数や好みによって工夫しよう。アルコール度数25度のものであれば、4(泡盛):6(水)ほどでまろやかで飲みやすい水割りとなる。
  • お湯割り
    泡盛のお湯割りは、グラスに泡盛を注いでからお湯を入れると飲みやすく、お湯を先に注いでから泡盛を注ぐと香りがより一層豊かになる。また、ライムやレモンを加えると清涼感が増す。

泡盛の飲み方〜アレンジ編

  • ソーダ割り
    氷を入れたグラスに泡盛を注ぎ、ソーダを注ぐ。氷を入れる前にグラスにレモンやライムを入れておくと、柑橘類の良い香りが広がって爽やかな美味しさを楽しむことができる。炭酸によって飲みやすくなるため、ロックや水割りが苦手な人にも好まれる飲み方だ。
  • 牛乳割り
    グラスに氷を入れ、泡盛と牛乳を注ぐ。沖縄出身のタレントによってテレビで紹介されたことのある飲み方で、牛乳の他にもカルピスやヨーグルトドリンク、豆乳などで割る人も。
  • コーヒー割り
    「泡盛にコーヒー!?」と驚かれそうな組み合わせだが、意外と広い年齢層から支持されている飲み方だ。4(泡盛):4(水):2(ブラックコーヒー)の割合がオススメ。
  • カクテル
    泡盛は、カクテルのベースにもなる。パインジュースとオレンジジュースをグラスに注ぎ、そこに泡盛を注ぐとマイタイに、グラスにライムを絞って泡盛を注ぎ、コーラを注げば泡盛コークとなる。

3. 沖縄県民しか知らない!泡盛の常識

調味料としても使う

お酒として楽しむ以外にも、泡盛は調味料としても使われている。沖縄で作られる煮物や漬物にはなくてはならない存在であり、料理サイトでも泡盛を使ったレシピが多数紹介されている。ラフテーや泡盛煮を作る際にも欠かせず、沖縄の家庭の必需品である。また、泡盛を作る工程で出る"もろみ粕"の再利用も話題だ。泡盛の製造工程で出るもろみ粕を圧縮・濾過し、もろみ酢が作られている。もろみ酢にはアミノ酸やクエン酸が豊富に含まれており、健康効果が高い。美容やダイエットにも効果的で、沖縄では煮物や漬物などにも使われている。

水割りは5(泡盛):5(水)が人気!

前に述べたが、泡盛は様々な飲み方で楽しむことができる。しかし、沖縄県民の多くは泡盛を水割りで飲む。それも、5(泡盛):5(水)の割合が人気である。なぜだろう?泡盛は、アルコール度数30度のものが一般的である。その泡盛を5:5で割ると、アルコール度数はおよそ15度となる。口当たりよく、そして飲みやすくなることはもちろんだが、もうひとつ理由がある。アルコール度数15度とは、薄めずに飲むワインや日本酒と同じ。食事と共に楽しむワインや日本酒は、食事を引き立て、そして食事によって引き立てられるお酒である。泡盛の水割りもまた食事を引き立てて美味しくするのだ。そのため、沖縄の料理屋や居酒屋で泡盛をロックで注文すると、県外から来た客だとバレてしまうのである。

結論

泡盛の飲み方について解説した。日本でありながら独特の雰囲気を持つ沖縄には、壮大で美しい自然と歴史ある文化が残っている。独自の食文化も発展しており、食事目的で沖縄を訪れる人も珍しくない。沖縄を訪れた際には、泡盛は水割りでオーダーしよう。食事をより一層美味しく感じられるかもしれない。

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