1. 朝仕込みの極意

時間が調味料
ウィークデーはどうしても忙しく、帰宅後一からご飯を作るのが億劫、なんてこともしばしば。もし、朝少しでも余裕があるのなら、ぜひ朝仕込みをおすすめしたい。これからの季節は、寒いので腐敗の心配も少なく、作り置きにも向いている。さらに、時間が経つほど美味しくなるレシピなら、言うことなしだ。
「◯◯だけ」のレシピを厳選
とはいえ、朝は忙しいのも事実。素材を丁寧に切りそろえたり、いくつも用意するのはなかなか難しいもの。そこで「鍋に入れるだけ」「材料は2つだけ」「調理器具は手だけ」など、「◯◯だけ」のレシピを選ぶのが正解。とにかく、簡単にできて、洗い物が少ないことを目指そう。
メインを攻める
朝仕込むレシピは、ぜひメインになるようなものを。さらに帰宅後は、温めてすぐ食べられる状態にしておくのが理想。あとはご飯を炊いたり、野菜多めの汁物をプラスすれば、献立が完成するようにしよう。
2. 朝仕込み向きの和風メニュー

手羽のお酢煮
煮込み料理は、面倒と思うかもしれないが、放っておける煮込みなら、朝の支度を行いながら作ることができる。しかも、こちらは包丁なしで作れるレシピ。手羽先、手羽元、ウィングスティックなど、お好みの骨付き肉と生姜の薄切りを圧力鍋に入れ、お酢1/2カップ、醤油と水1/4カップずつ、砂糖大さじ3、を入れて、火にかける、圧力が上がったら、弱火で8分。火を消したら、あとは、そのまま置いておくだけ。お酢を使うことで、衛生面でも安心。
シンプル肉豆腐
鍋に醤油大さじ3、みりん、砂糖大さじ1、出汁100mlを入れ、沸かし、牛肉を投入、肉の色が変わったら、豆腐を入れて、3分ほど煮込めば完成。冷ましている間に味がしみるので、夜は温めるだけで、ジュワッと染み出す豆腐が食べられる。ねぎやこんにゃく、これからの時期なら、白菜などを入れてもおいしい。
白菜のうま煮
ひき肉を使うので、肉を切る手はずは必要ない。うどんやご飯に乗せて食べるのもおすすめだ。みじん切りにしたニンニクと生姜をごま油で炒め、香りが出たら、ひき肉を炒め、小さめに切った白菜を入れ、炒める。鶏がらスープの素、醤油、酒大さじ1ずつ入れて、ひたひたに水を入れ、さっと煮る。朝はここまで。帰宅後、温めたら、水溶き片栗粉を溶いて、とろみをつけ、最後にごま油を回しかければ出来上がり。
3. 朝仕込み向きの洋風メニュー

チキンのトマト煮
こちらは素材を厳選し、簡単に作れるように配慮。オリーブオイルで潰したニンニクを炒めたら、一口大に切った鶏もも肉と玉ねぎを炒める、焼き色がついたら、塩胡椒を振り、水カップ1とホールトマトを手で潰しながら投入。沸騰したら、ローリエを入れて、弱火で煮込む。20分したら味を調え、そのまま火を止めて放置。ご飯にかけてもよし、パスタソースにしてもよし、パンと食べてもよし、と主食を選ばず合わせられる。
レンズ豆と豚肉の煮込み
豚バラ肉か豚肩ロースの塊肉をガツンと煮込んだ料理は、ワインのアテにもぴったり。できれば、前日から塩をまぶして、塩豚にしておくとさらに良い。ソーセージなどを入れても美味しい。厚手の鍋にオリーブオイルを入れ、豚肉を入れて、表面をさっと焼き付ける。白ワインをざっと入れて、アルコール分を飛ばし、洗ったレンズ豆とローリエ、ローズマリー、かぶるくらいの水を入れ、蓋をして30分ほど煮込んで火を止める。あとは夜、再び火にかけて味を整えれば、完成だ。
結論
疲れて帰ってきた夜の喜びのために、少し早起きするのも手。週に何回か、朝仕込みをすれば、格段に献立作りが楽になるはず。ぜひ、試してみて欲しい。