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目指せかっこいい料理男子!ペティナイフを華麗に使いこなす方法

目指せかっこいい料理男子!ペティナイフを華麗に使いこなす方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月 9日

料理の基本と言っても過言ではない包丁は、サイズなどで分けられ種類が豊富だ。そんな包丁の中で最も小さいサイズがペティナイフ。果物の皮をむくだけのイメージを持つ人も多いが、使いこなせば万能な料理ツールとして活躍してくれる。今回はそんなペティナイフの使い方をまとめていこう。

  

1. 小ぶりで使い勝手の良いペティナイフ

包丁にはさまざまな種類があり、用途で使い分けるもの。だがこれはレストランや料亭での話で、一般家庭で使う包丁は2~3種類程度だろう。家庭で使いやすい包丁として代表的なのが三徳包丁で、野菜はもちろん魚や肉にも使え、料理初心者にもおすすめできる一本だ。日常的に料理を行い、刃物使いにも慣れていれば大き目サイズの牛刀もいいだろう。これらの包丁で、十分料理はできる。
しかし数ある包丁の中で、隠れた才能を発揮すると呼び声が高いものがペティナイフだ。ペティナイフとは西洋包丁の一種で、包丁の中で最も小ぶりで手軽さが特徴。フランス語で「小さな包丁」を意味し、他の包丁とは違いサイズなどが定まっている訳ではなく、小ぶりの料理用刃物全般を指す。日本ではペティナイフと言うと果物ナイフを連想する人が多いが、果物ナイフは刃の厚みが若干ある程度でほとんど差はない。
普段料理をする際、多くの人は手持ちの大きいサイズの包丁を駆使してさまざまな食材を切ることが一般的で、ペティナイフを料理に活用する人はあまり多くない。しかしフランス料理などの洋食では、ペティナイフで食材の皮をむきカットするなど、一本あれば大活躍してくれる包丁なのだ。多くは果物ナイフ代わりとして活用するのがほとんどだが、ペティナイフはプロの料理人も認める万能包丁と言われる所以でもある。
片手でも扱いやすく小回りが利くので、慣れた人であればペティナイフで飾り切りも可能。上質なペティナイフでもリーズナブルなものが多く、刃渡りが短い分研ぎやすいというメリットも大きいため、料理包丁として取り入れると強力なツールとなってくれるだろう。

2. ペティナイフの用途

果物や野菜の皮をむく

ペティナイフの用途として最も多いものが、果物や野菜の皮をむくことだろう。その流れで素材をカットすることも可能だ。ペティナイフは切れ味も良いので、食材のスライスにも向いている。例えば玉ねぎやキュウリなど、普段スライサーを用いている人はペティナイフを活用するとその使い勝手に驚くだろう。
特にトマトのスライスは、カットしていても気持ちが良い。他の包丁だとトマトの皮の厚みや切れ味の悪さもあり、トマトがつぶれてスライスしにくいが、ペティナイフはそれを難なくこなしてくれる。トマト以外にもレモンやオレンジなど、柑橘系果物をスライスするのにもペティナイフは重宝し、慣れてくればフルーツの飾り切りもできるようになるだろう。また、スーパーで並んでいるパック入りの食材に限るが、肉や魚を切りスジを取り除くなどにも利用ができる。

大きな食材には不向き

ペティナイフは、大きな食材に対しては使い勝手が悪くなる。例えばまるまる1個のスイカやメロンは、刃渡りが短いため不向きな食材だ。他にもカボチャなどの固い食材や、大きいサイズの肉や魚も他の包丁を使うのがいいだろう。少量なら構わないが、キャベツの千切りをたくさん行うのであれば大きいサイズの包丁をお勧めする。

3. ペティナイフの使い方とお手入れ方法

食材や用途で持ち方を変える

ペティナイフを使う前に、基本として覚えておきたいのが持ち方だ。ペティナイフは小ぶりな分、カットする食材やどのように切るかによって持ち方を変えやすく、安定した使い方ができるようになる。一般的なペティナイフの持ち方は、他の包丁と同じく柄の部分をギュッと握る方法。主に野菜や果物など、食材をカットするのに向いている。柄の部分を握り、人差し指で包丁を支える持ち方は、細かなカット作業で安定する。食材の皮をむく際は刃と柄の境目部分を握り、親指で支えるように持つのが良いだろう。

慣れないうちは切りやすい食材で練習する

ペティナイフを料理で活用する場合、最初の内は慣れないことが多く、下手をすればケガをしてしまう可能性もある。そこでペティナイフの使い始めは切りやすい食材を使って、練習するのがおすすめだ。例えばキュウリや長ネギなどの柔らかい食材をカット練習として利用し、徐々に手になじませていくのがいいだろう。

使った後は必ず拭く

これは他の包丁でも言えることだが、料理包丁は水に弱い。そこでペティナイフを使った後は、布巾で水分をきれいに取り除くことが長持ちの分かれ道になる。包丁の刃は金属が素材で、水に長時間触れると錆びが発生し切れ味や強度にも関わってくる。ペティナイフを使用する際は横にきれいな布巾をおくなどして、拭き取りながら使用するのがいいだろう。他にもステンレスは安定した切れ味があり錆びにくいため、ペティナイフを選ぶ際は素材にこだわってみるのも一つ。使い込んでいけば刃こぼれもするので、シャープナーや砥石もセットで用意しておきたい。

結論

料理包丁としてのペティナイフは、小ぶりであるがために敬遠する人も多い。しかし使いこなせれば効率的且つプロのような料理の手さばきができ、かっこよく一品メニューを仕上げることができるだろう。ペティナイフに慣れるためには、とにかく使用経験値を上げることだ。日ごろから意識してペティナイフを手に取るようにし、プロ顔負けの料理男子を目指そう。
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  • 公開日:

    2018年3月29日

  • 更新日:

    2021年6月 9日

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