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希少な魚知ってる!?アナゴの稚魚「ノレソレ」

希少な魚知ってる!?アナゴの稚魚「ノレソレ」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年4月12日

旬のものはやはり美味しい。魚介類となると養殖ものや輸入以外は、その時期でないと食べられない種類も多くある。春に旬をむかえる魚には、まだ全国的に知られていないものも多い。高知を中心に食べられているという海産珍味「ノレソレ」もそのひとつだ。

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1. ノレソレとは

ノレソレは、マアナゴのレプトケファルスとされている。レプトケファルスとは、カライワシ上目に分類される魚が成魚になる前、いわゆる稚魚の姿を指す総称。未だ種名は明らかではないとのこと。

通常は5〜6cmくらいだが、ときどき2mを超える大きさのものもある。細長いヘラのような形をしていて、全体が透明なゼラチン質でできている。箸で持ち上げてみると、今後骨になるであろう部分が透けて見える。海流や波に漂っていて、その神秘的な姿から水の妖精と呼ばれることもある。シラス網にまざっていたり、定置網で漁獲される。

なめらかな舌触りとプリッとした歯触りが特徴。味にクセはなく、生臭みもない。ほんのりとした甘みと潮の風味を感じながら、食感を楽しむ魚だ。

2. 土佐地方では春の風物詩

全国的にはあまり知られていないノレソレだが、高知県土佐地方では海産珍味として古くから食べられてきた。高知県で梅が咲く頃になると、イワシやシラスを漁獲する際に一緒に混ざっていることが多い。高知の人々は、ノレソレが食卓にのぼると春の訪れを実感するのだとか。

一般的には「ノレソレ」と呼ばれているが地方によって呼び方が違い、兵庫県淡路島周辺では「ハナタレ」、岡山県では「べタラ」とも呼ばれている。

高知県以外にも、愛知県や茨城県沿岸でも水揚げされる。西日本に出回ることが多いが、東京の築地にも2月〜5月にかけて入荷されるようだ。しかしもともと水揚げ量も少なく希少なため、価格もわりと高めになることが多い。

3. ノレソレの食べ方

ノレソレは、何よりも生食がおすすめ。美味しさは鮮度によってかなり左右されるので、その日のうちにいただこう。鮮度が落ちやすいことから、昔は一般家庭で食べられることはなく、漁師だけが食べることができる珍味だったとか。

生食で

ゆずポン酢や、酢味噌、わさび醤油などを付けて。塩をゴマ油でいただいても美味しい。

加熱調理で

鮮度が落ちたものは火を通した料理でいただこう。淡泊な味は吸い物の具にもよいし、ネギと一緒に卵とじにしても美味しい。
茶碗蒸しやかき揚げなどにも挑戦してみよう。

4. ノレソレと出会うには

鮮度が命のノレソレ。地域限定の珍味のため、旅行先でその美味しさを知り、虜になる人も多いのだとか。もしも見かけたら、ぜひその機会を逃さず食べてみたい。ノレソレに出会うには、どうしたらよいのだろうか。

まずは、よく食べられているという土佐地方にノレソレの旬の時期である春に行ってみることだろう。飲食店でお目にかかれるかもしれないし、市場や魚屋で売られているのを購入することも可能だ。採れたてを鮮魚のままいただけるのは、ご当地だけの贅沢だ。

築地などにも入荷はされるようなので、魚料理の専門店に行けば都内でもお目にかかれるかもしれない。

手軽な手段としては、通販サイトからの購入もおすすめだ。冷凍で送ってもらえるので、自然解凍または、すぐに食べたい時は流水解凍でも大丈夫とのこと。タレ付きのものも多いので、届いたら解凍するだけで、春の珍味を肴に晩酌することができる。

とにかく鮮度が大事なので、解凍したらその日のうちに食べきること。時間が経つと味がすぐに落ちるそうなので、気を付けよう。

結論

土佐地方の珍味ノレソレ。一度食べたら、その上品で淡泊な美味しさと食感の虜になってしまうかもしれない。なかなか手に入りにくいという点が、さらに食べてみたい欲を刺激する。まずは通販サイトをチェックしてみるとよいかもしれない。
  

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