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サイフォンで淹れるコーヒーってどう?特徴やデメリットとは

サイフォンで淹れるコーヒーってどう?特徴やデメリットとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年10月24日

喫茶店などで時々見かける「サイフォンコーヒー」。優雅でどこかレトロ感のある見た目に関心を持ったことのある方も少なくないだろう。そこで今回は、サイフォンで淹れるコーヒーの特徴、原理と使い方、味などについてご紹介しよう。

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1. サイフォンコーヒーの特徴

ポコポコと音を立てながらコーヒーを抽出するサイフォンコーヒー。コーヒーの抽出方法にはさまざまな種類があるが、その中でも最もロマンチックで演出効果の高い方法のひとつと言えるだろう。この演出効果こそが、サイフォンコーヒーの最大の魅力である。

サイフォンで淹れることでコーヒーの豆本来が持つ風味を素直に引き出し、クリアな味わいを楽しむことができる。酸味や香りの高い豆を使うのがおすすめだ。また、ドリップコーヒーなどの場合には、淹れる人の技術によって味が左右されることがある。しかしサイフォンの場合は、いったん使い方を覚えてしまえば、コーヒー初心者の方でも安定した味を出せるのも魅力である。

サイフォンで美味しいコーヒーを淹れるために、豆の挽き方にもぜひこだわりたい。ペーパードリップなどでは一般に市販されているグラニュー糖程度の「細中挽き」を使うことが多いが、サイフォン用におすすめなのは「中挽き」。グラニュー糖とザラメ糖の中間程度の粒の大きさだ。サイフォンの他には、布ドリップ(ネルドリップ)にも適している。

ちなみに、サイフォンコーヒーの始まりには諸説あるが、19世紀のヨーロッパで発明された方法と言われている。イギリス人が発明したバキューム方式の仕組みがフランスで改良され、現在のような形になった。日本に伝わったのは大正時代で「コーヒーサイフォン」として広まり、その後「サイフォン」という省略形の名称で呼ばれるようになった。

2. サイフォンコーヒーの原理と使い方

サイフォンのパーツは、主に以下の4つである。最近では、アルコールランプではなく電気式で加熱を行う光サイフォンというタイプも販売されている。
  • スタンド
  • フラスコ
  • 漏斗
  • アルコールランプ
この4つのパーツを駆使して、どのように使うのか、その原理はどうなっているのか、説明しよう。まず、フラスコ部分にお湯または水、漏斗部分に布または紙フィルターをセットしコーヒー粉を入れる。

アルコールランプでフラスコを加熱する。この時、加熱によりフラスコ内部の蒸気圧が上がり、圧力が高くなる。大気圧(1気圧)を超えると、気圧が低い上方に向かって移動する。そして、お湯と粉が混ざり抽出がスタートする。

抽出が終わったら、アルコールランプを外す。しばらくすると温度が下がり、水蒸気の収縮により圧力が低くなる。漏斗には布または紙フィルターがセットされているため、抽出されたコーヒーの液体がフラスコ内部に移動するという仕組みだ。

つまり、最初は漏斗に移動したコーヒーの液体が、その後気圧が下がることにより引っ張られるようにして落下し、コーヒーが抽出されるという流れだ。

3. サイフォンコーヒーのデメリット

サイフォンコーヒーには独特の魅力も多いが、デメリットもある。
  • 部品の数が多く、一式揃えるのに費用がかかる
  • 布フィルターの保管など、扱い方がデリケートである
  • 器具全体が熱くなるので、注意が必要である
  • 器具が大きいので、広めの保管場所が必要である
布フィルターはより美味しく抽出するためには最適だが、繰り返し使っているうちに目が詰まったり汚れが落ちなくなったりするので交換が必要だ。もし面倒であれば、紙フィルターも販売されているので使ってみるのもいいだろう。

結論

理科の実験のようでもあり、眺めているだけでも楽しくなるサイフォンコーヒー。その特徴や原理を知って、ますます興味を持ったという方もいるかもしれない。最初に器具を揃えるのは費用がかかるが、コーヒー好きの方であればぜひ一度は試してみた抽出方法だ。

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