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米どころはどこだ!?米の生産量が多い都道府県と美味しい米

米どころはどこだ!?米の生産量が多い都道府県と美味しい米

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2018年4月 4日

言うまでもなく我々日本人の主食は米である。米ほど私たちの生活に欠かすことのできない食材は他にないだろう。 日本人たるもの米について正しい知識を持っておきたいもの。米の生産量が多い都道府県ランキングをはじめとして、米についての豆知識を紹介したい。

  

1. 米の生産量が多い都道府県ランキング

はじめに米の生産量が多い都都道府県ベスト10についてみてみよう。私たちの食卓にのぼる米は、以下の都道府県を中心に作られている。

1位 新潟県 678,600トン

2位 北海道 578,600トン

3位 秋田県 515,400トン

4位 山形県 395,200トン

5位 宮城県 369,000トン

6位 茨城県 362,500トン

7位 福島県 356,300トン

8位 栃木県 316,900トン

9位 千葉県 305,900トン

10位 岩手県 271,600トン
(出典:農林水産省統計情報・作況調査 平成28年産水陸稲の収穫)

米の生産量ランキング堂々の1位は新潟県。新潟県魚沼産のコシヒカリなどは、誰もが知るブランドだろう。まさに知名度、生産量ともに日本一の米どころだ。続いて、北海道が2位となっている。広い面積を持つ北海道は米の栽培に使用する土地を得やすいからだ。秋になると、広大な土地が稲穂で黄金色に染まる様は実に美しい。3位は秋田県。郷土料理であるきりたんぽにはあきたこまちが欠かせない。それ以降のランキングには東北地方が4県、関東地方が3県入っている。米の生産量ランキングベスト10は、すべて東日本の都道府県なのが面白い。

2. 有名な米の品種と生産都道府県

あなたはどれくらいの米の品種を知っているだろうか。コシヒカリやあきたこまちは多くの人が耳にしたことがあるだろうが、日本にはそれら以外にも様々な米の品種がある。ここでは、有名な米の品種とその生産都道府県を紹介しよう。品種ごとの味わいの違いを頭の中に入れておくと、好みを探すことに役立つはずだ。

コシヒカリ

コシヒカリは日本で最も有名な米の品種だろう。特に新潟県魚沼産のコシヒカリはブランド米として有名であり、贈答品としても好まれる。しかし、コシヒカリ自体は新潟県のみならず全国各地で造られている。甘みが強く、余韻が長いのが特徴であり、万人受けする米である。

あきたこまち

あきたこまちはその名のとおり秋田県で作られる米。モチモチとした食感と粘り気の強さのファンは非常に多い。この柔らかさと粘り気が美味しいきりたんぽを作るのである。柔らかめの米が好きという人には、ぜひ、あきたこまちを試してほしい。

ササニシキ

ササニシキは宮城県が誇る米である。一昔前は米といえばコシヒカリかササニシキといわれるほど有名であったが、昨今は知名度が低くなってきている感がある。しかし、独特のさらりとした味わいは素晴らしく、固めでさっぱりした味わいの米を求めるファンからの信頼は厚い。どんな主菜とも合う米なのだ。

ヒノヒカリ

大分県で最も多く栽培されているヒノヒカリは、コシヒカリと黄金晴を親に持つ非常にバランスに優れた米である。コシヒカリよりも安価ながらも、味わいの系統が似ていることから普段使いの米として強い人気がある。炊く際は少し水を多めに入れるのがコツだ。

つや姫

つや姫は昨今注目されている山形県の米だ。その強い甘みと、旨味・コクの豊かさは時にコシヒカリを凌ぐ評価を得ることがあり、まさに姫の名に相応しい美しい味わいの米だ。東北の米の美味さを知るためには欠かすことのできない素晴らしい品種である。

ゆめぴりか

一昔前、北海道の米は不味いと言われていた。しかし、その常識を決定的に覆したのが、このゆめぴりかである。今や北海道は全国有数の美味い米の産地であるが、その評判を築き上げたのがゆめぴりかといっても過言ではない。バランスのとれた味わいと、冷めても味落ちしない点は他の追随を許さない。

3. 米の産地に必要な条件

美味しい米を作るためには、必要な条件がある。

■美味しい米づくりの条件

  • 水が豊富にあること
  • 広い平らな土地
  • 水はけのよい土
  • 昼夜の気温差が大きい
これらの条件を見ると東北地方や関東地方に米どころが多いのが納得できるだろう。また温暖化の影響により、一昔前は米どころではなかった北海道が、にわかに米どころとなったのもうなずける。

結論

たくさんの米が作られる都道府県は東日本に集中していることが分かった。しかし、西日本の米にも美味しい品種は多い。米を選ぶ際は、日本各地のものを試して、自分に合った味わいの米を見つけてほしい。
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  • 更新日:

    2018年4月 4日

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