余ったはんぺんはどうする？！賞味期限を伸ばすおすすめ保存方法

はんぺんは白身魚のすり身に山芋、卵白、調味料などを加えて作る練り物。基本的に保存料を使用していないので賞味期限が短い。気が付いたら賞味期限が切れていた、という経験をした人も多いだろう。

賞味期限は、「未開封の状態で指定された条件で保存をした場合においしく食べられる期限」のことを指す。賞味期限が1日でも過ぎたら絶対に食べられない、という意味ではない。そのためはんぺんも賞味期限が切れる=食べられない、ということではない。しかし、もし食べるのであれば下記のような腐った時の特徴が現われていないかを確認し、加熱調理する方が安全だ。

ちなみに賞味期限と似た言葉に「消費期限」があるが、消費期限は「安全に食べられる期限」を指すので、消費期限を過ぎていたら口にするのはNGだ。

はんぺんが腐っているかどうかの目安は、すっぱい臭いや、ねばねばした糸をひいているかどうかだ。また内部が溶けるように柔らかくなっている状態も、腐敗が進んでいると考えてよいだろう。少しでも異変を感じたら絶対に食べないで欲しい。

はんぺんは防腐剤を使用していないものが多く、基本的には傷みやすいので、賞味期限関係なく出来るだけ早めに食べよう。

はんぺんは開封したら密封保存を心がけ、できるだけ早く食べきろう。もし食べきれないときは、冷凍保存するとよい。冷凍することで食せる期間を2週間ほど伸ばせる。保存は以下の2つの方法がおすすめだ。

はんぺんの解凍は自然解凍が適している。解凍は常温で行っても良いし、冷蔵庫に入れておいても良い。半解凍位でも調理できるので、完全解凍を待たなくてもOK。
時間がないときは電子レンジを使う手もあるが、加熱をしすぎると失敗する。電子レンジによる解凍は加減が難しいので、初心者の方は避けたほうが無難だ。

冷凍したはんぺんを使ったレシピを紹介する。

はんぺんは冷凍前にスライスチーズを挟んでおくと便利。はんぺんとチーズをそれぞれ対角線上に半分に切り、さらに真ん中から2等分する。

はんぺんは横から切り込みを入れ、間にチーズを入れれば下ごしらえは完成。ラップで密封して冷凍保存しよう。

食べるときは自然解凍させてフライパンでバター焼きにするのがおすすめ。表面がきつね色になれば出来上がり。バターの香ばしさとチーズのコク、はんぺんの食感は絶妙の組み合わせだ。

はんぺんはグラタンにしても美味しい。事前にブロッコリーなど好みの野菜を加熱調理しておき、耐熱皿にはんぺんと一緒に入れよう。最後にチーズをかけてオーブンできつね色になるまで焼けば出来上がり。ホワイトソースを作らなくても出来るので初心者向きだ。

はんぺんを細かくちぎり、つくねの種の中に入れて混ぜ合わせ、一口大にしてフライパンで焼き上げれば出来上がり。ポン酢やしょうゆ、大根おろし、万能ねぎなど、お好みのトッピングをして召し上がれ。

はんぺんは賞味期限の短いものも多いので、事前に確認しておくことが大切だ。保存料が使われていないものはより賞味期限が短いので、開封後はすぐに食べる必要がある。もし食べきれないときは冷凍保存がおすすめだ。食べるときは自然解凍すると風味や食感を損なうことなく美味しく頂ける。また消費期限が近いものは加熱してから食べよう。