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5月25日はプリンの日!?その理由とプリンの歴史を解説

5月25日はプリンの日!?その理由とプリンの歴史を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月14日

5月25日は何の日?と聞かれて、すぐに何の日か分かる人はいるだろうか。実はこの日は「プリンの日」なのだ。5月は何かとイベントが多いが、プリンの記念日まであるというのは驚きだ。今回は25日がプリンの日になった理由と、プリンの歴史について解説する。

  

1. 5月25日がプリンの日になった理由

5月25日はプリンの日だが、正確にいうと5月に限らず、毎月25日はプリンの日なのだ。25日をプリンの日と決めたのは乳製品で有名な「オハヨー乳業株式会社」。プリンを食べてにこっと笑顔になって欲しいという願いから、「ニッコリ=25」という語呂合わせで、25日をプリンの日として日本記念日協会に申請して認定された。

プリンの日が制定されたのは2010年なので、決まったのは比較的最近。この日をプリンの日としたのは、自社製品のアピールやプリンの普及促進という目的からだ。しかし、経緯はどうあれ折角の記念日。25日になったら自分へのご褒美に美味しいプリンを買うのも一興だ。

プリンの日についての解説は以上。次はプリンの歴史について紹介する。

2. プリンの歴史

プリンの記念日が決まったのはそう昔のことではないが、プリン自体の歴史は古い。プリンが生まれたのは16世紀のイギリス。最初に作られたのは船の中だった。

当時、大航海時代に遅れて名乗りを上げたイギリスは、諸外国に後れをとるまいと世界中の海へ進出していた。その航海において食料の調達は最大の関心事だった。

一度海に出ると、次の上陸までは食料を手に入れることはできない。航海中は僅かな食料でも無駄にすることはできず、そこで船乗りが考案したのがプディング=プリンだ。

日本ではプリンと言えば、なめらかなカスタードプリンが主流だが、もともとのプディングは余った食材を寄せ集めたものに過ぎない。溶いた卵に、捨てるはずだった肉や野菜の余りなどを入れ、一緒に蒸して固めて作ったのがプディングだ。

それは船の上から陸にも伝わり、卵液にパンやフルーツ、ナッツを入れるなど、バリエーションも広がっていった。そのうちに何も入れずに卵液だけでプリンを作るようになり、18世紀以降にフランスでカスタードプリンが誕生した。これが現在私たちが日ごろ食べているプリンの前身である。

■プリンが日本に伝わったのはいつ?

イギリスで生まれたプリンが海を越えて日本に伝わったのは、江戸時代から明治時代にかけて。19世紀後半の文献でプリンが伝わっていたことが確認されている。文明開化とともにプリンはレストランで出されるようになり、一般家庭に普及をしたのは戦後になってからだ。

3. 各国のプリン

日本ではプリンと言えばもっぱらカスタードプリンが主流だ。プリンはバリエーションも豊富で、クレームブリュレ、かぼちゃプリン、マンゴープリン、牛乳プリンなど、趣向を凝らしたプリンが続々登場している。

ヨーロッパやアメリカでは、カスタードベースのムース状のものがプリンとして販売されていることが多い。また現在のイギリスではスポンジケーキにカスタードソースをかけたものがプリンとして食べられている。まさに所変われば品変わるで、プリンと聞いて連想するものは、国によって大きく異なる。
海外に行った際には、ぜひご当地のプリンも味わってみてはいかがだろうか。きっと新しいプリンの魅力に出会えるはずだ。

結論

毎月25日はプリンの日。2010年に乳製品の会社が申請し、日本記念日協会によって制定された。プリン発祥の地はイギリスで、日本に伝わったのは江戸時代から明治初期にかけて。日本で食べられているのはカスタードプリンが主流だが、世界にはさまざまなプリンが存在する。もし海外に行く機会があれば、各地のプリンを食べてみよう。
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  • 公開日:

    2018年5月25日

  • 更新日:

    2020年2月14日

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