1. ドリアンの選び方

ドリアンは、果実が均等に膨らんでいるものを選ぶようにしよう。膨らみの部分に果肉が入っているので、膨らみが小さいものは果肉が入っていない場合もあるためだ。
次に、皮の表面に穴が開いていないかもチェックするようにしよう。穴があるものには、中に虫が入っていることがある。またドリアンの果肉を食べた後に皮を利用したい場合には、棘がつぶれていないものを選ぶようにするといい。
ドリアンは、スーパーなどに売られている時にはまだ完熟していないことがある。というのは、未熟な状態で収穫・出荷され、追熟させてから食べるのが一般的だからだ。
ドリアンは食べ頃を見極めるのが難しい果物のひとつであるが、完熟を知るための目安は3つある。
次に、皮の表面に穴が開いていないかもチェックするようにしよう。穴があるものには、中に虫が入っていることがある。またドリアンの果肉を食べた後に皮を利用したい場合には、棘がつぶれていないものを選ぶようにするといい。
ドリアンは、スーパーなどに売られている時にはまだ完熟していないことがある。というのは、未熟な状態で収穫・出荷され、追熟させてから食べるのが一般的だからだ。
ドリアンは食べ頃を見極めるのが難しい果物のひとつであるが、完熟を知るための目安は3つある。
- 特有の匂いがする...熟すにつれて、ドリアンの独特の匂いが強くなる。逆に熟していないうちはほとんど匂いがしない。
- 表面が黄色~茶褐色になる...最初は緑色だった表面の皮の色が、熟すにつれて黄色から茶褐色に変わる。
- 表面にひび割れがある...完熟に近づくと、軸と反対側にある果実の先「花落ち」部分に、いくつかのひび割れができたり、その裂け目から果肉が見えたりすることがある。
これらの特徴をチェックしながら、どのくらい熟しているのかを確認するようにしたい。購入してから自宅などで追熟させる場合には、冷蔵庫に入れずに室温に置いておくようにしよう。
また食べ頃になったら、皮を取り除いて果肉を密閉できる容器や袋などに入れて、冷蔵または冷凍保存する。匂いが強烈なので、しっかりと密閉することが大切だ。
また食べ頃になったら、皮を取り除いて果肉を密閉できる容器や袋などに入れて、冷蔵または冷凍保存する。匂いが強烈なので、しっかりと密閉することが大切だ。
2. ドリアンの食べ方

ドリアンの果肉を取り出すためには、まず皮を取り除く必要がある。ドリアンの果肉は、外から見て膨らんでいる部分に4~5つの塊状で詰まっている。そのため、膨らみの部分に包丁を入れて両側から切り込んで皮を外していく。棘でケガをしないように、軍手や鍋つかみなどを使うのがおすすめだ。
ドリアンの果実には、大き目の種が入っている。ドリアンの原産地では種を焼いて食べることもあるが、基本的には種は取り除いて、果肉だけを食べるようにしよう。
ドリアンの果肉はそのまま食べても美味しいが、ひと手間加えるとまた違った味わいになる。
ドリアンの果実には、大き目の種が入っている。ドリアンの原産地では種を焼いて食べることもあるが、基本的には種は取り除いて、果肉だけを食べるようにしよう。
ドリアンの果肉はそのまま食べても美味しいが、ひと手間加えるとまた違った味わいになる。
- ドリアンアイスクリーム...バニラなどお好みのアイスクリームにドリアンを添える。ねっとりとした食感と独特の匂いがよく合う。
- ジャム...ドリアンに適量の砂糖を加えてねっとりするまで煮込む。保存できるので、まとめて作って少しずつ食べるのもおすすめだ。
- スムージー...ドリアンに、バナナやマンゴーなどのフルーツや、牛乳・豆乳などを加えてミキサーにかける。南国を思わせる香りの一杯になる。
3. ドリアンの栄養

ドリアンには、次のような栄養があると言われている。
- ビタミンCやビタミンE...抗酸化作用が期待されているビタミンCやビタミンEが豊富に含まれている。これらのビタミンは、体内の活性酸素を抑える働きも期待できる。
- 脂質...他の果物と比較しても、良質の脂質をより多く含んでいる。脂質というと敬遠される傾向にあるが、三大栄養素のひとつで、体内でエネルギー源として、または細胞膜を構成する成分や生理活性物質として働く。
結論
果物の王様とも呼ばれる、ドリアン。インパクトのある見た目と独特の匂いのため敬遠されがちであるが、「一度食べたらヤミツキになった」という人も少なくない。ぜひスーパーなどでドリアンを見つけたら、調理してみてはいかがだろうか。