気になる塩分や糖質をチェック!ちくわは本当にヘルシーなのか

おでんの定番食材としても知られる「ちくわ」は、すり身を使った練り物系の加工食品としても知られている。原料のすり身も、白身の魚を使用しているため、比較的ヘルシーだ。しかし現在は糖質制限で、健康維持やダイエットを行っている人が多い。このためちくわの糖質含有量も気になるところだ。そこでこの記事ではちくわに含まれている、糖質や塩分、グルテンに触れ、消化のよさなどをまとめていこう。

1. ちくわの糖質、塩分はどの程度なのか

ちくわのすり身は原材料に、スケソウダラやサメ、トビウオなどの白身魚を使用しているため、ソーセージなどの肉の加工品と比べるとヘルシーなイメージがある。しかし、原料の魚のすり身にはさまざまな調味料を使用するため、糖質や塩分の含有量は多くの人が注目しているはず。

ちくわに含まれる糖質は、主に穀物や砂糖といった食材に含まれる。糖質は摂取することで血糖値が上がり、体内でインスリンが生成される。このインスリンが体重増加を促すため、世間では糖質摂取量を抑えた食生活を送る「糖質制限」が人気だ。

ちくわは製品によって大きさがマチマチだが、小さなものは一本約30gあり、含まれる糖質は約4g。大きなサイズのちくわは一本約70gで、糖質は約9g含まれる。お茶碗一杯分のご飯(約150g)の糖質が55gなので、ここから考えるとちくわ一本の糖質としてはかなり高い。ちくわの糖質が高い原因は、ちくわの原料に含まれているでんぷんと砂糖、小麦粉だ。どちらの成分も糖質制限においては大敵なので、気になる人はちくわの摂取を控えるのが良いだろう。

ちくわの塩分は30gサイズのものだと約3.9g、70gサイズは9.4g含まれる。カップラーメンの塩分が約5.5g含まれるので、ここから見てもちくわの塩分は高いのがわかるだろう。基本的に人間が生きる上では塩分は必要不可欠だ。しかし食塩の一日の摂取目標量は成人男性8.0g未満、成人女性7.0g未満である。これ以上の摂取は生活習慣病のリスクが高くなる可能性がある。とくに日本人は塩分を摂りすぎていると言われているので、気になる場合は減塩タイプなどを選ぶのが良いだろう。

2. ちくわに含まれているグルテンとは

食品に弾力性を持たせることができる「グルテン」は、主に小麦粉に含まれる成分のひとつ。グルテンとはたんぱく質の一種で、食感を左右する成分。しかしグルテンは日常的に摂取し続けることで体調の不具合や、アレルギーを発症するケースがある。しかもグルテンはカロリーが高く、脂質が高く、糖質も含まれる。そしてグルテンのたんぱく質は、ほかのたんぱく質と違い熱による燃焼はしない。こういった理由から、最近はグルテンを含まない「グルテンフリー」の食品が出回っており、健康的な生活の糧として活躍している。

そんなグルテンは、パンや麺類だけでなく、ちくわの食感を左右する成分でもある。ちくわをひと口かじったとき、若干の弾力を感じることはないだろうか。この弾力の要になっているのが、グルテンだ。ただしパンや麺類ほど小麦粉は含まれていないが、とくに糖質制限を実践している場合は、ちくわは避けたほうがいいだろう。

3. ちくわは消化によい食材なのか

食材の消化の良し悪しは、原料や成分なども関係するが、素材の食感や咀嚼(そしゃく)回数も関わる。この食材の消化が、摂取した後の血糖値の上昇にも関係してくるため、健康とも大きなつながりを持っているのだ。

「消化のよい食品」とは柔らかい歯ごたえが中心で、栄養が体内に吸収しやすいものを指す。主に豆腐やバナナといったものが代表的で、摂取することですぐにエネルギーとなってくれるのが特徴だ。しかし血糖値を急激に上昇させ、空腹になりやすいデメリットもある。

「消化の悪い食品」はその逆で、固い食感のものや消化吸収に時間がかかるものをいう。このため腹持ちも良く、血糖値の上昇がゆるやかになるので、脂肪になりにくい特徴がある。しかし消化に時間をかけてしまうため、胃に負担がかかってしまうリスクもある。

ちくわは魚肉を原料としており、弾力性はあるが比較的柔らかい食感のため、消化の良い食品に分類される。さらにちくわは加熱調理をすると、通常より食感が柔らかくなるので、より消化をよくしたいなら試してみよう。しかしちくわには上記でも紹介した通り、糖質や塩分、グルテンが含まれており、消化が良いぶん、体内にも吸収されやすいので注意しておきたい。

結論

ちくわはそのままでも調理しても食べやすいので、冷蔵庫に常備している人も多いはず。しかも消化のよい食材なので、胃に負担をかけないのも大きな魅力だ。しかし糖質や塩分の含有量は比較的多い食材でもあるので、ちくわを利用したメニューを考える際はその成分に注視してほしい。最近は塩分を控えたものや、糖質制限用のものも登場しているので、常に健康を気にしている人は、そちらを活用するのがおすすめだ。
投稿者 :
オリーブオイルをひとまわし編集部
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