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これだけは知っておきたい生野菜と温野菜のメリットデメリット

これだけは知っておきたい生野菜と温野菜のメリットデメリット

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月10日

体を気遣い、積極的に野菜を取り入れているというオリひと読者も多いことだろう。みなさんは、生野菜と温野菜、どちらを食べることが多いだろうか?生野菜と温野菜は、それぞれ特徴が異なる。体にあった取り入れ方をマスターするためにも、メリットデメリットを知ることは肝心。今回は基礎的な内容をお届けしていこう。

  

1. 生野菜の基礎知識

代表的な生野菜料理

生野菜といえば、サラダを思い浮かべる人が多いのではないだろうか?単品としてはもちろん、定食などの副菜として供されることも多く、親しみ深い存在だろう。サラダ以外の生野菜といえば、スティック野菜やピクルスなどが挙がる。

メリットは酵素の摂取

生野菜を食べるメリットとしてあげられるのが、体調の維持や新陳代謝に関係すると言われている食物酵素やビタミン類が豊富に摂取できること。酵素やビタミン類は、熱に弱いケースが多く、調理をすると減少する傾向にあるのだ。生であれば余すことなく食べることができる。ちなみに、そのままよりも砕いたり、刻んだりすると野菜や果物の細胞が壊され、酵素が活発化しやすくなるので、スムージーなどにすると効率がいい。

デメリットは量

成人の場合、1日に摂取すべき野菜の量は、緑黄色野菜、淡色野菜合わせて350gと言われている。これをすべて生の状態で取り入れようとするとかなりの無理が生じる。生野菜はカサが減ることがないので、量を多く食べられないのがデメリット。また、温野菜に比べて消化吸収に時間がかかると言われているので、胃腸の調子が悪いときはあまりおすすめできない。

2. 温野菜の基礎知識

代表的な温野菜料理

温野菜料理というとポトフやスープなどを思いうかべる人が多いだろうか?温野菜とは、字の通り、野菜に熱を加えて食すことを指すので、多くの野菜料理が温野菜に当たることがわかる。

メリットは量

温野菜、最大のメリットといえば、量が多く食べられるということ。加熱することでぐっとカサが減るので、一度に食べられる量がぐんと上がる。さらに熱を加えることで、食べやすくなる点もメリット。食感が柔らかくなり、甘みが増す場合も多い。生野菜に比べると消化吸収がいいところも優秀だ。

デメリットは栄養素

野菜は、加熱に弱い栄養素が豊富に含まれている。代表的なものがビタミン、ミネラル、食物酵素だ。すべてがなくなるわけではないが、多くの場合が流出、破壊されてしまう。電子レンジを上手に活用したり、栄養が溶け出すよう汁ごとスープにするなど、調理に工夫が必要だ。

3. 上手な使い分け

メリットはデメリット!?

生野菜と温野菜のメリットデメリットをお届けしてきたが、おおよそ生野菜のメリットは、温野菜のデメリット。逆に温野菜のメリットは、生野菜のデメリットに当たる。ということは、2つをバランスよく取り入れれば、野菜の栄養を余すことなく享受できることになる。オリひとがオススメするのは、温野菜を基本に、生野菜をプラスして食べる方法。

温野菜は茹でるより蒸すが◎

前述の通り、温野菜はビタミンやミネラルの流出や破壊がデメリットだった。特に水溶性ビタミンの損失を抑えることができるのが、蒸すという調理法。蒸した後に、さっとオイルをかけて食べることで、脂溶性ビタミンの吸収も良くなると言われている。蒸し器がなくても、フライパンなどに湯を張った簡易蒸し器で十分!溶け出した煮汁も一緒にいただこう。

生野菜は目や舌で満喫する

サラダやピクルスなど、生野菜は、色の美しさを楽しむことができるのも利点。食において、視覚的な満足度が高いことは、嬉しいものだ。さらに歯ごたえの良さも特徴的。よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止する効果や、胃や腸での消化吸収もよくなるので、しっかりと噛んで味わおう。

結論

生野菜と温野菜、どちらが優れているかという論点は、ナンセンス。それぞれのいいところを存分に楽しみながら、食べることをおすすめしたい。
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  • 公開日:

    2018年6月13日

  • 更新日:

    2021年8月10日

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