1. フォーガーとは?
日本でフォーといえば、「フォーガー」が広く知られているものだろう。
フォーガーの「ガー」とは鶏の意味で、鶏ガラを使ってとった出汁に塩とヌクマム(魚醤)で味を付けた、あっさり味のスープ。そこに蒸し鶏や茹で鶏をのせたものがフォーガーだ。
フォーガーの「ガー」とは鶏の意味で、鶏ガラを使ってとった出汁に塩とヌクマム(魚醤)で味を付けた、あっさり味のスープ。そこに蒸し鶏や茹で鶏をのせたものがフォーガーだ。
2. フォーボーとは?
フォーボーは牛骨の出汁をベースに、八角やシナモンなどの香辛料を加えた、よりエスニックな風味の強いスープに平打ち麺を入れ、牛肉をのせたもの。
フォーボーの「ボー」は牛肉を指す。のせる牛肉にはさまざまな種類があり、薄い牛生肉をのせて、しゃぶしゃぶのように熱いスープで湯がきながら食べるスタイルや、牛の肩バラ肉や肉団子などをのせるものもある。多くのバリエーションを楽しめる。
フォーボーの「ボー」は牛肉を指す。のせる牛肉にはさまざまな種類があり、薄い牛生肉をのせて、しゃぶしゃぶのように熱いスープで湯がきながら食べるスタイルや、牛の肩バラ肉や肉団子などをのせるものもある。多くのバリエーションを楽しめる。
3. トッピングと調味料で自分流の味に
フォーの本場であるベトナム南部では、基本の具材はネギと肉。そして別皿でトッピング用の香草と香辛料がテーブルに並ぶのがオーソドックスなスタイルのようだ。
これを自分の好みに応じてフォーに入れて食べるのだ。甘みや辛みを自分流に調節できる。
これを自分の好みに応じてフォーに入れて食べるのだ。甘みや辛みを自分流に調節できる。
〈主なトッピングの野菜〉
バジル、ミント、パクチー、ゴーガイ(コリアンダー)、もやし(生、湯がいたもの)など。
〈調味料〉
唐辛子、ライム(搾り汁)、トゥオンデン(味噌に似た甘みのあるソース)、トゥオンオット(チリソース)、サーテー(唐辛子ペースト)など。
結論
フォーは鶏ガラ出汁のスープと、牛骨出汁のスープの2種類があり、同じ平打ち麺をそれぞれ違ったスープの味わいで楽しめる。さらに、トッピングや香辛料の調節でも、自分の好みの味に仕上げることができる。