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アメリカの人気イベント「ホットドック早食い選手権」の全貌を紹介

アメリカの人気イベント「ホットドック早食い選手権」の全貌を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月25日

アメリカの独立記念日である7/4には、数多くのイベントが開催される。その中でも世界的に話題を集めているのがニューヨークで行われる「ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権」だ。今回はホットドック早食い選手権とはどんな内容なのか、始まったきっかけなど、イベントの全貌に迫ろう。

  

1. ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権は

ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権とは、ニューヨークのコニーアイランドにある、「ネイサンズ」というホットドック専門のチェーン店主催のイベントである。アメリカの独立記念日である7/4に毎年行われる。この大会は1972年に第1回大会が行われており、長い歴史と高い知名度を誇る。世界的にも注目を集めているのだ。2004年からはスポーツ専門局がテレビの生中継を開始し、視聴率も年々増加傾向だ。
そもそもアメリカの独立記念日は、1776年にアメリカ独立宣言が交付されたことを記念して制定されたという。独立記念日には花火やバーベキューなどさまざまなイベントが開催されることでも知られており、ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権もそのひとつだ。アメリカの一部の州では花火が禁止されているが7/4は花火大会も解禁されるため、市民が楽しみにしているイベントである。またバーベキューも独立記念日の定番といわれており、アメリカ人の自宅にはバーベキューセットがあるのが当たり前というほど日常化されているのだ。

2. ルールと賞金

ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権のルールは、10分間でホットドックを何本食べられるかを競い、最も多く食べた者が優勝となる。プレーンタイプのホットドックと飲み物が用意されており、ケチャップやマスタードは自由に使用可能である。パンを詰め込みすぎると窒息の恐れがあることから飲み物が用意されるようになったという。食べ方は自由であるが、ケチャップやマスタードをつける時間がもったいないといった理由で、何もつけずプレーンの状態で食べる挑戦者がほとんどのようだ。男性部門の挑戦者であるカリフォルニア州から参戦したジョーイ・チェスナットは、2007年に初優勝して以来、8連覇を果たし、2016年から2年間連続で優勝した。2017年には自身最高記録であるホットドック72本完食し、世界中を沸かせた。優勝者にはトロフィーとマスタードイエローのベルトが贈られる。賞金は総額4~5万ドルといわれており、ほかのホットドック早食い選手権と同様の金額のようだ。

3. 日本人にも歴代優勝者がいる!

開催当初はアメリカ人挑戦者が大半を占めていたが、2000年以降は日本人挑戦者も増えた。
フードファイターとして知られている小林尊は2001年に、ホットドック52本を完食する驚異的な記録を残して初優勝。それ以降6連覇を果たし、大会の異名を成し遂げた。小林尊はホットドックをはじめハンバーガーやピザ、パスタなどの大食いギネス記録保持者であり、大食いや早食いに関するテレビ番組では見ない日はないくらいの人気ぶりだ。
ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権は、元々男女混合競技だったが、女性の挑戦者が増えたことから2011年から女性部門が設けられるようになった。そして2014年の女性部門では須藤美貴がホットドック38本を完食し初優勝を飾った。須藤美貴は父が日本人、母がアメリカ人のハーフで、幼少期はハワイに住んでいた。当時から早食いだったといい、さまざまな早食い選手権に出場するようになった。2017年まで4連覇しており、今年の大会にも注目が集まっている。

結論

毎年アメリカの独立記念日である7/4に開催される「ネイサンズ国際ホットドック早食い選手権」について紹介した。ルールや歴代優勝者など大会の全貌が分かっただろう。ニューヨーク開催の大会でありながらも日本人挑戦者も多く、世界中で注目されている。ちなみにホットドックはでき立ての状態で競技を行うと火傷するため、一旦冷やしたものを使用しているようなのでご安心を。
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  • 公開日:

    2018年7月 4日

  • 更新日:

    2021年5月25日

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