1. うどんのコシとは?

美味しいうどんの指針とも言われるコシ。そもそも、うどんのコシとは何のことだろう?うどんにおけるコシは、食感や弾力を表すもの。もちもちした食感や弾力があるなどと言われるように、噛みごたえ、歯ごたえのことをコシといい、コシが強い方が美味しいとされている。
コシとグルテンの関係
うどんは小麦粉と塩、水だけで作られる食べ物。すべての材料をこねて、伸ばし、切り揃えると作り方もいたってシンプルだ。小麦粉と聞いて、グルテンという言葉を思い浮かべた人は、かなりの料理好きだろう。そう、このグルテンこそ、コシに強く関係するキーワードだ。グルテンは、小麦粉から生成されるタンパク質の一種で、弾力と粘りあるコシを生み出すもの。厳密に言うと引っ張って伸ばすのに強い力が必要なグルテニンと逆に柔らかなグルアジンという2つのタンパク質が2倍の水を加え、こねることによって、水分子を結合し、グルテンに変化するのだ。
塩の効果と熟成
グルテニンとグルアジンが結合し、グルテンになるのは前述の説明通り。その結合をより強固なものへと導くのが、塩の存在だ。タンパク質が網目のように絡まりながら繋がるグルテンの組織は、塩を加えることでさらに引き締まる。これがより強いコシを生み出すのだ。その後、練り上げた生地をしばらく寝かせると全体がまとまるが、寝かせすぎると生地が切れやすくなってしまうので注意が必要だ。
2. なぜ冷凍うどんのコシが強いのか?

水分量の秘密
せっかく強いコシが感じられるように作られたうどんも上手く茹でなければ、美味しさが半減。というのもうどんのコシの強さは、水分量によって大きくその感じ方が変わるのだ。もっとも美味しく、強いコシが感じられると言われているのが、茹でたて。外側の水分量が80%、内側の水分量が50%の状態だ。水分の多いもちもちとした食感の外側と水分が少なく弾力が感じられる内側、このコントラストこそ、うどんのコシを最大限に引き出すポイントなのだ。時間が経ち、全体の水分が均一になるとコシや弾力はどんどん失われていく。これがいわゆる、のびた状態だ。
茹でたてと急速冷凍
テーブルマークの冷凍うどんはなぜ、コシが強いのか?その疑問の答えになるのが、茹でたてと急速冷凍にある。厳選した挽きたての小麦粉を水と塩で練り上げたテーブルマークのうどんは、工場の大きな釜で茹でられる。麺と麺が接触することがないよう、たっぷりと湯を使うのも美味しさをワンランクUPさせるポイントだ。茹で上がった麺は即座に冷水で締められ、−30℃の冷凍庫で急速冷凍される。普通に冷凍しただけでは、冷凍が進む間にうどんに含まれる水の塊が大きな氷となり、うどんの組織を壊す=コシをなくしてしまう。しかし、急速冷凍であれば、うどん内部の水分が茹で上がりの状態のまま氷になるので、コシは強いまま。ゆでたての最高に美味しい状態をそのままキープすることができるのだ。これがテーブルマークの冷凍うどんのコシが強い理由。
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3. 夏は冷凍うどんがおすすめ

電子レンジ調理が可能
とにかく暑い夏は、火を使いたくないもの。そんなときに冷凍うどんは大活躍。なんとテーブルマークの冷凍うどんは、電子レンジでの調理が可能。お湯を沸かす、茹でるの作業が電子レンジひとつでできるので、キッチンが暑くなることもなく、時短、省エネにも役立つ。しかも個包装の内袋ごと、チンするだけととにかく簡単なところが嬉しい。
誰でも失敗なし!
テーブルマークの冷凍うどんは、茹で上げ直後の最高に美味しい状態をキープしたもの。だから、解凍するだけでまるでお店で味わうようなコシの強いうどんを楽しむことができる。前述の通り、電子レンジひとつあれば調理できるので、子どもと一緒に料理をしたいお父さんにも持ってこいの存在。
多彩なアレンジが可能
冷凍うどんは、温かいうどんであればそのまま。冷たいうどんであれば、電子レンジで加熱後、冷たい水で締めればOK。うどん自体は、シンプルな味わいなので、具材も和洋中こだわらずアレンジしてみるといいだろう。例えば冷やし中華の具をのせてみる、刻んだトマトとツナ缶をオリーブオイルで和えてトッピング、温かな麺に卵とチーズとベーコンを混ぜてカルボナーラ風にとアイデア次第で自由自在にアレンジできる。
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結論
テーブルマークの冷凍うどんは、コシが強く、最高の美味しい状態のうどんが誰でも、失敗なく、簡単に食べられるのがいいところ。冷凍庫にストックしておけば、必ず、役に立つはず。この夏は、冷凍うどんをフルに活用して料理の腕を上げよう。