1. 娘たちと作るのは「餃子」や「ハンバーグ」

「シェフという職業柄、一般的なお父さんに比べて家にいる時間が圧倒的に少ないんです。だからこそ休みの日は、娘たちとべったり一緒の時間を過ごします。なかでも"ごはんのしたく"は、毎週楽しみな、娘たちとのコミュニケーションです」
オフの日は娘たちと公園に行き、その帰りにメニューを決めつつスーパーで一緒に買い物。帰宅後一緒に、ごはんの支度を始めるそうだ。
「娘たちは基本、おいしいとこ取り。大変な下ごしらえは、僕の担当です(笑)。でも、どんなことだって楽しいことから始めるのが大事だと思うんです。つまらないことから入っても続かない。こねたり包んだりが楽しめる、餃子やハンバーグをよく作ります。最近ではハンバーグをひっくり返すのも上手になって。成長したなあ、と感心しますよ」
お店で出すような料理は、家では作らないのですか?の問いに、
「腕によりをかけた創作メニューは、ホームパーティなどで作ることもあるんですけど、子どもたちには正直不評です(笑)。やっぱり、自分たちで作った餃子やハンバーグにはかなわないんでしょうね」と、米澤さんは笑う。
オフの日は娘たちと公園に行き、その帰りにメニューを決めつつスーパーで一緒に買い物。帰宅後一緒に、ごはんの支度を始めるそうだ。
「娘たちは基本、おいしいとこ取り。大変な下ごしらえは、僕の担当です(笑)。でも、どんなことだって楽しいことから始めるのが大事だと思うんです。つまらないことから入っても続かない。こねたり包んだりが楽しめる、餃子やハンバーグをよく作ります。最近ではハンバーグをひっくり返すのも上手になって。成長したなあ、と感心しますよ」
お店で出すような料理は、家では作らないのですか?の問いに、
「腕によりをかけた創作メニューは、ホームパーティなどで作ることもあるんですけど、子どもたちには正直不評です(笑)。やっぱり、自分たちで作った餃子やハンバーグにはかなわないんでしょうね」と、米澤さんは笑う。
2. 娘たちといろいろな"食"体験をしていきたい

普段の休みは公園からの料理コースがお決まりという米澤さんだが、つい先日に娘たちと訪れた「田植え体験」が、とても印象に残っているという。
「普段当たり前のように食べているお米ですが、"どんなふうにできるんだろう"と、田植えを体験できたことは、子どもたちにはとても勉強になったと思います。夢中になって田植えをするあまり、転んでしまったのもいい思い出に。やり終えた後にみんなでかぶりついたおむすびは、最高においしかったですよ」
楽しそうに語りながら、写真を見せてくれた米澤さん。これからも「体験」を通じて、"食"にまつわる大切さを、子どもたちに積極的に教えていきたいという。
「娘たちはまだ小さいので、あまり難しいことではなく、収穫体験などを通じて、楽しみながら学んでもらいたいですね。野菜を収穫して、そのあと獲れた野菜で子どもたちとBBQ、なんていうのもこの夏は計画していたりするんですよ」
小学校高学年くらいになったら、食についての知識も徐々に教えていきたいとか。
「普段当たり前のように食べているお米ですが、"どんなふうにできるんだろう"と、田植えを体験できたことは、子どもたちにはとても勉強になったと思います。夢中になって田植えをするあまり、転んでしまったのもいい思い出に。やり終えた後にみんなでかぶりついたおむすびは、最高においしかったですよ」
楽しそうに語りながら、写真を見せてくれた米澤さん。これからも「体験」を通じて、"食"にまつわる大切さを、子どもたちに積極的に教えていきたいという。
「娘たちはまだ小さいので、あまり難しいことではなく、収穫体験などを通じて、楽しみながら学んでもらいたいですね。野菜を収穫して、そのあと獲れた野菜で子どもたちとBBQ、なんていうのもこの夏は計画していたりするんですよ」
小学校高学年くらいになったら、食についての知識も徐々に教えていきたいとか。
3. 「食」を通じて子どもたちに知ってほしいこと

シェフとしてのみならず、食を通じていろいろな活動をしている米澤さん。越後妻有の「大地の芸術祭」にてオフィシャルシェフとして活動するほか、病気の子どもたちを支援する施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」でのレシピ監修も務める。さらには、"格好いい父ちゃん像"をもったパパが集まる団体「スーパーダディ協会」にも所属し、ワークショップなどを積極的に開催。多方面で「食」にまつわる子どもの好奇心を引き出す活動をしている。最近では、都内の小学校に派遣し「味覚の1週間」という授業を行ったという。
「内容は、味覚のお話、調理体験など。あらためて学ぶと知らないことも多いので、それが子どもたちの経験となってくれたら......という思いでやっています。食についての知識や料理が作れるということは、いろんな場面で役に立ちますから。食とは、生きる力。ときには人助けにもなりますしね。子どもたちには食への興味を、もっともっと、もってもらいたいですね」
「内容は、味覚のお話、調理体験など。あらためて学ぶと知らないことも多いので、それが子どもたちの経験となってくれたら......という思いでやっています。食についての知識や料理が作れるということは、いろんな場面で役に立ちますから。食とは、生きる力。ときには人助けにもなりますしね。子どもたちには食への興味を、もっともっと、もってもらいたいですね」
結論
料理、そして"食べる"こと。それは人間の本能だからこそ、子どもたちにもそれを通じて教えられること、たくさんありそうだ。「特に現代の子どもたちには、"もったいないの精神" "感謝すること" "残さず食べること"を、親御さんからはぜひ教えてあげてほしいですね」
米澤文雄さん・プロフィール
1980年生まれ。恵比寿の「イル・ボッカローネ」を経て、単身ニューヨークへ。三ツ星付きレストラン「Jean-Georges」にて、日本人初の副料理長となる。帰国後、ジャン・ジョルジュの日本初進出となる「Jean-Georges Tokyo」のオープン時より、シェフ・ド・キュイジーヌを務める。現在は9月にオープンする「The Burn」準備中。傍では8歳と5歳の女の子のパパでもあり、食を通じて子どもたちをハッピーにする活動も行う。
米澤文雄さん・プロフィール
1980年生まれ。恵比寿の「イル・ボッカローネ」を経て、単身ニューヨークへ。三ツ星付きレストラン「Jean-Georges」にて、日本人初の副料理長となる。帰国後、ジャン・ジョルジュの日本初進出となる「Jean-Georges Tokyo」のオープン時より、シェフ・ド・キュイジーヌを務める。現在は9月にオープンする「The Burn」準備中。傍では8歳と5歳の女の子のパパでもあり、食を通じて子どもたちをハッピーにする活動も行う。