1. 王道の赤身!果たしてその部位はどの部分?

- カルビ
焼肉というと大方の人がパッと思いつくのはカルビではないだろうか。カルビという名前からはおよそ想像もつかないが、韓国語でアバラ骨の間の脂肪分の多い肉のこと。人気は不動で、韓国では専門店もあるそう。 - ロース
肩ロース・リブロース・サーロインを総称した一連の腰肉の呼び名。ステーキで聞き慣れているサーロインもロースの仲間とは驚きだ。 - ヒレ
脂質が少なめで人気のヒレ(関西ではヘレ)は、サーロイン付近の脊椎内側の細長い筋肉部分で、一頭から取れる量が少ないので値が張るものも多い。 - バラ
語源はアバラで、牛は四肢で立っているので、体の下側にある。友バラと呼ばれる部位はカルビと同じだ。肩バラと呼ばれる部位は、友バラよりも前方に位置していて牛が歩く時に必ず使うので筋肉質で噛みごたえがある。 - ミスジ
肩部分の中程の肉。一頭から取れる量が少なく、柔らかいため刺身で食べられることもある。肩ロースの下に位置している。
2. 味わい深い内臓系!どこまで知ってる?

- タン
ご存じ舌。刺身で食べるのは根元、焼くのは先の部分が多いようだ。「タン」の由来は、英語の「tongue」からきている。 - ハラミ
最近流行のハラミは横隔膜の一部だ。一見赤身だが内臓肉なので、ローカロリーで脂が少なくヘルシーなのも魅力。 - レバー
牛の肝臓。ビタミンや鉄分を多く含み栄養価は焼肉のレパートリーの中ではダントツだ。 - ミノ
牛の第一胃で、肉厚で純白に近い白色。歯応えがあるため包丁で切り込みを入れるのが普通で、開いた形が簑傘に似ていることからミノと呼ばれるようになったということだ。 - ハチノス
牛の第二胃で、その名の通り形状が蜂の巣に似ている。あっさりして食べやすいのも人気の理由。
結論
読んでいるだけで焼肉に行きたくなってくる焼肉の部位のおさらいだが、うんちくを反芻しながら肉屋で肉を眺めるのも楽しい。親しい人にうんちくを披露してみてはいかがだろうか。